プロポーズ時の贈りものの定番に、婚約指輪が挙げられます。婚約指輪はふたりの愛の証なので、パートナーに喜んでもらいやすいプレゼントと言えます。しかし、なかには婚約指輪はいらないかなと考える方もいます。

今回は、いらないと考える主な理由や婚約指輪の代わりに贈ると喜ばれるプレゼントをご紹介します。また、婚約指輪がないことによる懸念点もまとめているので、ぜひご参考にしてください。

婚約記念品を贈る人の割合は?

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「ゼクシィ 結婚トレンド調査2023調べ」によると、婚約指輪を含む婚約記念品があったと回答した方の割合は75.4%という結果になっています。婚約記念品は結婚を約束したふたりの愛の証であり、贈ることが古くからの習慣として根付いています。そのため、結婚を約束したら婚約記念品を贈る方が多いようです。

婚約記念品のうち、婚約指輪を貰ったと回答した方の割合は87.7%でした。この結果を見ると、ほとんどの方が婚約記念品として婚約指輪を選んでいることがわかります。

「婚約指輪はいらない」と考える主な理由

婚約をすると婚約指輪を贈ることが多い傾向にありますが、なかには「いらない」と考える方もいます。

ほかの費用に充てたいから

婚約指輪をいらないと考える理由のひとつは、「結婚式を豪華にしたい」「新しい家具・家電が欲しい」など、婚約指輪以外のものに費用を充てたいからです。

着用シーンが少ないから

着用シーンが少ないことを理由に挙げる方もいます。仕事中に婚約指輪を着けることができない方もいれば、なかには婚約期間中しか着けない方もいます。

本来、婚約指輪は結婚後もさまざまなシーンで身に着けることができます。そのため、上記の理由でいらないかなと考えているパートナーには、結婚後にも婚約指輪を着けてほしい気持ちを伝えると良いかもしれません。

金属アレルギーで身に着けられないから

金属アレルギーが理由になっているケースもあります。金属アレルギーの場合、指輪を着けることによってかゆみや赤み、湿疹などの症状が出てしまうことがあります。

ただし、婚約指輪のなかには金属アレルギーが起こりにくい素材もあるため、店頭スタッフに相談し、そのような素材の婚約指輪を選ぶのも一案です。

婚約指輪の代わりに喜ばれやすい品は?

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結婚を約束した証として婚約指輪を贈る人が多いのですが、婚約指輪の代わりに、以下のものを贈ることもあります。

ネックレス

婚約指輪の代わりとして選ばれているアイテムに、ネックレスがあります。ネックレスも婚約指輪と同様に身に着けるものなので、喜ばれやすいと言えます。

ネックレスはデザインが豊富なため、パートナーの好みをリサーチしたうえで選ぶことをおすすめします。パートナーの好みがわからず、サプライズで贈りたい場合は定番デザインを選択肢に入れてみると良いでしょう。定番デザインには、一粒ダイヤモンドが挙げられます。シンプルなため、着用シーンを選びません。

時計

身に着けるものとして、腕時計を贈る場合もあります。プロポーズで腕時計を贈る際に「同じ時を刻もう」という気持ちを伝える意味で選ばれるようです。

腕時計を選ぶ際は、着用シーンを考慮することをおすすめします。華やかなデザインは職場で着用できない可能性があるため、パートナーが普段から腕時計を着けている場合は、シンプルなデザインを選ぶと良いかもしれません。

ピアス・イヤリング

指輪が苦手な方には、ピアスやイヤリングを贈るという方もいます。一粒ダイヤモンドのピアス・イヤリングはシンプルながらも上品なため、フォーマルなシーンにも活躍します。

ピアス・イヤリングを贈る場合は、ネックレスもセットにして贈るとより喜んでもらえるかもしれません。

趣味のもの

婚約指輪の代わりに、パートナーの趣味のものを贈る方もいます。デートを楽しみながら一緒に買いに行くと良いかもしれません。

婚約指輪がないことによる懸念点

婚約指輪がないことによる懸念点は以下の通りです。

ご両親や周囲の方から心配される可能性がある

婚約が決まると、婚約指輪を贈る(貰う)ことが一般的です。そのため、婚約指輪がないことによってご両親や周囲の方から心配されてしまうかもしれません。

婚約指輪の代わりにほかのものを贈っている場合は、パートナーからご両親にさりげなく伝えてもらうと良いでしょう。

後悔する可能性がある

婚約指輪を購入しなかったことを後悔する可能性があります。プロポーズ時は「いらない」と思っても、友人・知人が婚約指輪を着けているのを見たり、結婚式に参加したときに手元に寂しさを感じたりした際に欲しくなるケースもあるようです。

あとから「欲しい」と伝えるきっかけを失ってしまうこともあるため、婚約時に婚約指輪の購入については、パートナーと話し合って慎重に決めましょう。

ダイヤモンドでプロポーズをするのもおすすめ

婚約指輪の代わりに、ダイヤモンドのみでプロポーズをする方法もあります。一般的に「ダイヤモンドプロポーズ」と言われており、サプライズで婚約指輪を贈りたい方、パートナーの指のサイズや好みがわからない方に人気です。

ダイヤモンドプロポーズは、ダイヤモンドのみを贈り、あとからパートナーと一緒に店舗に行き、サイズ・リングの素材・デザインなどを選びます。これにより、パートナーの好みに合う婚約指輪を贈ることができますし、サプライズ演出に気づかれる心配もないため、安心してプロポーズに臨むことができます。

なお、ダイヤモンドプロポーズやダイヤモンド選びの基準については以下の記事で詳しくご紹介しています。ぜひ併せてご覧ください。

近ごろ注目を集める「ダイヤモンド・プロポーズ」ってなに?

まとめ

プロポーズ時に贈られるプレゼントと言えば、婚約指輪が一般的です。しかし、なかには婚約指輪以外のものが欲しいと思っている方もいるため、今回ご紹介したプレゼントを参考に、パートナーに喜ばれるものを選んでみてください。

更新日時:2024.09.27