メインの宝石をより際立たせるために使われるメレダイヤは、多くの花嫁に愛されてきた結婚指輪の定番です。しかし、メレダイヤがどの様なものなのか知らず、ただの小さな石だと思っている方も少なくないはず。メレダイヤには、結婚指輪を演出する魅力や使い方がたくさんあるのです。今回は、メレダイヤの魅力について紹介します。

 

メレダイヤとは?

メレダイヤは、Melee(メレ)というフランス語が由来になっている小さなダイヤモンドのこと。大きさの基準は世界各国で多少のバラ着きがありますが、日本では約02~3カラット以下のダイヤモンドのことをメレダイヤと呼びます。メインの宝石というよりは、中石を引き立てる脇石として使われることが多く、小さいながらも沢山の光を集めて反射するのが特徴です。また、大きなストーンを使用しない場合も、小さなダイヤを敷き詰めるパヴェとしてメレダイヤを使うデザインも人気を集めています。メレダイヤの最大の魅力は、デザインとしての使いやすさと華やかさです。0.4カラットなどの通常サイズのダイヤでは主張が激しいと感じる方でも、メレダイヤであればエレガントで手に馴染む仕上がりになるので普段使いもしやすくなるでしょう。

 

メレダイヤを使用したオススメデザイン

メレダイヤを使用したオススメデザイン

・パヴェ×一粒ダイヤ

パヴェはアームに敷き詰めるデザインが多いですが、オススメなのはマルやハート型にメレダイヤを敷き詰めて一粒ダイヤのように魅せるデザインです。小さなメレダイヤが個々に光を反射するので、キラキラと光り輝く結婚指輪にすることができます。アームは細身でシンプルなものにすることで、他の指輪との重ね着けやコーディネートもしやすくなりオシャレアイテムとしても活用できます。

 

・エタニティリング

アーム一周に1段のメレダイヤを敷き詰めるエタニティリングもオススメです。結婚指輪はシンプルだけど目立つものにしたいという人は、幅の細いエタニティリングにすることで、どこに着けていくのも恥ずかしくないデザインに仕上げられます。アームをピンクゴールドやゴールドにしても、より一層凝ったデザインになるでしょう。

 

・透かし彫りリング

厚さのある透かし彫りリングは、存在感が強いリングです。他の指輪とのコーディネートがしにくい分、1つでも十分な存在感を放つので、メレダイヤをアクセントに埋めるだけでより存在感のあるリングになるでしょう。この場合は、アームもシルバーでメレダイヤも透明な色合いのものを選ぶと、統一感が出て派手なのにシンプルな印象を持たせることができます。

 

・エタニティ×クロス

エタニティリングがクロスしているデザインの結婚指輪も存在感バツグンです。メレダイヤのカラーをブラックやピンクにしても、シンプルで可愛らしい仕上がりになります。婚約指輪はあえてシンプルなデザインをチョイスして、重ね着けするのも良いでしょう。
このほかにも、ハート型にカットした大きいダイヤと合わせたり、ミル打ちリングのアクセントに使うのもオススメ。結婚指輪は、ファッションリングと違い一生身に着ける大切なアクセサリーです。ゴージャスさだけを追求しない凝ったデザインの結婚指輪を作りたいなら、ぜひメレダイヤを使ってみてはいかがでしょうか。

更新日時:2020.12.09