「この人と結婚したい」と思っても、付き合って2ヵ月は早いと感じ、プロポーズをためらっている方も、付き合って2ヵ月で結婚を決めてしまうカップルもいるでしょう。
そこで今回は、先輩カップルの交際から結婚までの平均期間や付き合って2ヵ月で結婚するメリット・懸念点、プロポーズ前に確認しておきたいこと、プロポーズをする際の準備についてご紹介します。
付き合って2ヵ月で結婚は決まる?
付き合って2ヵ月で結婚が決まることがあるのか、気になる方もいるでしょう。
「ゼクシィ 結婚トレンド調査2024調べ」によると、結婚までに付き合った平均期間は3.4年という結果になっています。しかし、1年未満で結婚したカップルは4.8%となっており、なかには付き合って2ヵ月で結婚したカップルもいるようです。
先輩カップルの結婚までに付き合った期間の詳細は以下の通りです。
2〜3年未満 | 23.9% |
1〜2年未満 | 22.5% |
3〜4年未満 | 15.9% |
4〜5年未満 | 11.1% |
5〜6年未満 | 8.5% |
結婚のタイミングは人それぞれなので、ふたりのタイミングでプロポーズをすると良いでしょう。
付き合って2ヵ月で結婚するメリット・懸念点
付き合って2ヵ月で結婚するメリット・懸念点は以下の通りです。
メリット
付き合って2ヵ月で結婚するメリットは、結婚生活を新鮮な気持ちでスタートできる点です。短期間での結婚はお互いへの期待やときめきを保ったまま、新しい生活に踏み出すことができるでしょう。
また、結婚のタイミングを失わないことも大きなメリットです。長く付き合ううちに、仕事や生活の変化などで結婚の話が先送りになることがあります。短期間での結婚は勢いを大切にし、最初の気持ちをしっかり形にすることができるかもしれません。
もちろん短期間での結婚には慎重な判断が必要ですが、「新鮮な気持ち」と「タイミングの良さ」を活かして、新たな一歩を踏み出すことは、特別なメリットをもたらしてくれるでしょう。
懸念点
付き合って2ヵ月で結婚を決める懸念点として、価値観のズレが発覚する可能性があることが挙げられます。短期間の交際では、相手の本質的な性格やライフスタイルを十分に理解する時間が限られています。そのため、結婚生活を始めてからお互いに想定していなかった価値観の違いや習慣の不一致が明らかになり、パートナーの意外な一面に戸惑うこともあるかもしれません。
これらの懸念点を解消するためには、結婚前にお互いを深く理解し合う努力が必要と言えるでしょう。
付き合って2ヵ月でプロポーズをする前に確認しておきたいこと
付き合って2ヵ月でプロポーズをする前に確認しておきたいことは、主に以下の4つです。
パートナーの結婚願望
付き合って2ヵ月でプロポーズを考える際、最も重要なのはパートナーの結婚願望を確認することです。短期間の交際では、相手が結婚に対してどのような考えを持っているのか、十分に話し合う機会がない場合があります。すぐにでも結婚したい人もいれば、慎重に時間をかけたいと考える人もいるでしょう。
プロポーズは人生の大きな節目です。相手の気持ちや価値観を尊重し、結婚が双方にとって幸せな選択であることを確信した上で行いたいものです。
将来に関すること
付き合って2ヵ月でプロポーズを考える際には、パートナーと将来に関する具体的な話し合いをすることが重要でしょう。仕事やキャリアの方向性、住む場所、子どもを持つかどうか、さらには家計管理の方針など、長期的な視点で重要となるポイントを共有しておくと良いかもしれません。
お互いの価値観
付き合って2ヵ月でプロポーズを決断する際には、お互いの価値観が一致しているかを確認することが重要です。価値観は結婚生活において基盤となるものであり、例えば家族との関係性、仕事への姿勢、金銭感覚、休日の過ごし方など、日々の生活に直結する要素を含むでしょう。
事前に深い対話を重ね、どのような場面で妥協できるか、または譲れないポイントはどこかを共有することも一案です。
パートナーの家族に関すること
結婚は当人同士だけでなく、家族同士のつながりも生まれます。パートナーが家族とどのような関係を築いているのか、また家族が結婚についてどのように考えているかを確認しておくことで、良好な関係を築きやすくなるかもしれません。例えば家族の価値観や伝統、頻繁に集まる習慣があるかどうかなどが挙げられます。家族についての情報を共有することで、パートナーだけでなく、その背景を理解した上で結婚生活を進める準備ができるでしょう。
プロポーズ前にふたりでやっておきたいこと

プロポーズ前にふたりでやっておきたいことは以下の通りです。
お互いに本音を言い合える関係を築く
結婚後の生活では、喜びだけでなく困難や意見の相違に直面する場面もあります。その際、本音で向き合える関係性があれば、問題を一緒に解決しやすくなるでしょう。
例えば、自分の価値観や悩み、将来の不安を素直に伝えたり、相手の気持ちを尊重しながら意見を聞く姿勢を持ったりすると良いかもしれません。
それぞれのプライベートの時間を大切にする
結婚後は一緒に過ごす時間が増えるため、それぞれが個人として充実した時間を持つことも良好な関係を保つ上で良いかもしれません。趣味や友人との交流、仕事への集中など、自分の世界を大切にすることで、お互いへの新鮮さや思いやりの気持ちを失わずにいられるでしょう。
付き合って2ヵ月でプロポーズをする際の準備
付き合って2ヵ月でプロポーズをする際は、早めに婚約指輪の準備とシチュエーションを決めておくことが望ましいと言えます。
婚約指輪を準備する
付き合って2ヵ月でプロポーズを計画する場合、婚約指輪の準備は早めに始めることが大切です。婚約指輪はデザインやダイヤモンドのカラット、グレードを選ぶセレクトオーダーのスタイルが多いため、購入してすぐに受け取れるわけではありません。そのため、プロポーズの日取りが決まっている場合は、余裕を持って計画を進めることが望ましいでしょう。
また、「ダイヤモンドプロポーズ」という選択肢を検討してみるのも一案です。これは、ダイヤモンドのみを先に用意してプロポーズを行い、後日パートナーと一緒にデザインを選ぶスタイルです。相手の好みを反映した指輪を作れるため、サプライズ感を保ちながらも満足度の高いプロポーズが可能です。
婚約指輪は特別な贈り物です。早めに準備し、心のこもったプロポーズを実現させましょう。
なお、ダイヤモンドプロポーズについては以下の記事で詳しくご紹介しています。ぜひ併せてご覧ください。
プロポーズのシチュエーションを決める
付き合って2ヵ月でプロポーズを考える場合、プロポーズのシチュエーションは慎重に決めることが重要です。特別な瞬間を演出するために、どんな場所や時間帯が最適かを考えましょう。例えば、思い出の場所やロマンチックなレストラン、自然の中でのプロポーズなど、相手が喜ぶシチュエーションを選ぶことがポイントです。
人気のスポットやレストランでプロポーズを計画する場合、事前に予約が必要なケースもあるので、その点には留意してください。
まとめ
先輩カップルが結婚までに付き合った平均期間は3.4年ですが、なかには付き合って2ヵ月で結婚する方もいます。重要なのは交際期間ではなく、ふたりのタイミングです。プロポーズを予定している方は、早めに婚約指輪を準備してパートナーに喜ばれるプロポーズを実現しましょう。
更新日時:2025.01.31