ウエディングドレスといえば、ふんわりとスカートが広がるボールガウンやすっきりとした佇まいのAラインが定番。ところが、最近ではパンツスタイルのドレスが注目を集めているといいます。ここでは定番から個性派スタイルまで、バラエティに富んだウエディングドレスについてご紹介します。

【ウエディングドレスの定番は?】

ウエディングドレスといって真っ先に思い浮かぶのは、ウエストの切り替えからスカートがふんわりと広がったボールガウンのシルエットでしょう。まるで中世のお姫さまが着るようなドレスで、甘くてロマンチックな雰囲気があります。
 
一方、AラインはアルファベットのAの字に似たシルエット。すっきりとした佇まいで、装飾によりクールにも、フェミニンにも装えます。体形をあまり選ばないのも人気の秘密で、多くの女性たちの支持を得ています。
 

【すっきりと着こなすのならスレンダータイプ】

すらりとした体形の人で、大人っぽい雰囲気で装いたいという人にお勧めなのが、スレンダーラインやマーメイドラインのドレス。Aラインよりもさらにシルエットが細くなったスレンダーラインはほっそりとした人にお似合い。素材や装飾などでナチュラルな分雰囲気にも、クラシカルな雰囲気にもなります。
 
マーメイドラインは体の線に沿ったシルエットで、女性らしいラインが特徴。ひざ下でキュッと絞り、裾に向かってスカートが広がるデザインが、まるで人魚のように見えることから、この名があります。成熟した大人の女性の美しさをアピールできるドレスといえるでしょう。
 

【短めのスカート丈でキュートに】

一方で、愛らしさやナチュラルさを出したいと考える花嫁にお勧めなのが、ミモレ丈やミニ丈のドレスです。くるぶしが見えるくらいの長さで、軽やかな雰囲気になるのが魅力。背が低い人でもバランス良く着こなせるはずです。
 
また、足元が見えるので、シューズのおしゃれが楽しめるのもいいところ。ドレスの雰囲気に合わせて、ハイヒールはもちろん、ローヒールやバレエシューズ、スニーカーなどを合わせて、自分らしく個性的に装ってみるといいでしょう。
 
脚線美に自信があるのなら、ミニ丈のウエディングドレスも。カジュアルな雰囲気が強いので、お色直しや二次会などで身に着けるのがいいでしょう。短い丈のウエディングドレスは足さばきがよいので、ガーデンウエディングやビュッフェスタイルのウエディングにもお勧めです。
 

【個性派花嫁にお勧めのパンツスタイル】

このところ注目度がアップしているのが、パンツスタイルのウエディングドレス。パンツといっても細身やストレートのシルエットではなく、スカートのように見えるワイドパンツが主流です。
 
パンツスタイルのウエディングドレスの魅力は、クールさとエレガントさの両方を表現できること。甘すぎず、辛過ぎず、大人の女性の格好良さをアピールできるのが、パンツスタイルのウエディングドレスなのです。
 
普段もパンツスタイルが多く、結婚式だけ甘いドレスを身にまとうのは抵抗がある、人とは違うドレスで自分らしいウエディングスタイルを作りたいという人には、まさにうってつけ。また、短い丈のドレスと同様に足さばきが良いので、披露宴でもゲストの間を回って積極的におもてなしをしたいという花嫁にも向いています。
 
さまざまなデザインがあるウエディングドレス。どれを選ぶか悩むのは、女性にとっては楽しいひと時といえるでしょう。定番から個性派まで、自分を最も美しく輝かせてくれるドレスはどれか、じっくり試着をして選ぶことをお勧めします。
 

更新日時:2020.12.24