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“Colors of LAZARE” Vol.03

「いろんな形の愛を応援したい」そんなブランドの想いから生まれたシリーズ投稿です。
第3回目は6/16から始まる「Lazare Kaplan Fair 2018」のビジュアルを描いてくださった、イラストレーター/ペイントアーティストの佐々木香菜子さんへのインタビューです。
今回は、「パートナーには言えない、今も心に残る好きだったひと」に関する刺激的な調査結果も公開!

LAZAREの中の人(以下L):
こんにちは。
今回は「Lazare Kaplan Fair 2018」のために素敵なビジュアルを描いてくださってありがとうございました。今回のビジュアルのコンセプトを教えていただけますか?

佐々木さん:
今回のフェアの主役である“ラザール・キャプラン”を印象的に、そしてダイヤモンドのカットが非常に特徴的というお話をうかがったので、その2つを組み合わせて何かできないかなと考えまして。彼が世界で初めて数学的理論に基づくダイヤモンドカッティングの技術を確立したということから、「設計する」とか「設計図」という言葉が自然と浮かんで…。最終的には「ラザール・キャプラン」「カット」「設計図」という3つのキーワードをポイントに制作しました。

Lazare Kaplan Fair

L:
そうだったんですね。初めてラフを見た時に、斬新!と思って。女性から見るとストレートに綺麗だと感じるのではと思いますし、男性が見ても心に響くのではと感じています。

佐々木さん:
そうですね、もう一つ意識した点としては、最初ブランドのお話しをうかがった時、ストイックなブランドというか(笑)。本物、本質的なもの大切にしているイメージを受けたので、そういうのも取り入れて、あまり可愛すぎるとか、ジュエリーだからキラキラしているということではなくて、少しファッションの要素も入れて抽象的に表現出来たらいいなと思って。

L:
これまでKaplanに関わるフェアの時は、彼の写真を使ってビジュアルを作っていたのですが、今回初めてイラストにしていただいて、ブランドとしてもとっても新鮮でした。お客様も楽しんでいただけたら良いな~と皆でフェア開始までわくわくしていたんですよ。
佐々木さんは普段どのようなお仕事をされていますか?

佐々木さん:
普段は自宅兼アトリエで制作の仕事をしています。今回のようなお話しをいただいて描くことも多いです。

L:
どのような感じで1日のお仕事を進められるんですか?

佐々木さん:
起きて3秒で仕事場に行けるので(笑)。でも直ぐに仕事を始めるというよりは、最近は午前中に夫とジムに行くことを習慣にしていて、その後お昼以降はずっと仕事に集中という感じでしょうか。夫はフォトグラファーなので、撮影以外は彼もほとんど自宅で仕事をしていて、普通の夫婦よりは長い時間一緒に過ごしていると思います。
結婚してからは9年なんですが、知り合ったのは大学時代なのでかれこれもう12、3年は一緒にいますね(笑)。本当に、本当にたまにケンカもしますけど、今でもふたりで作品を創って、仕事もして。やっぱりふたりで行動をすることが多いです。

L:
完全に公私共にパートナーですね!きっぱり分けた方が良いと思われることはありますか?

佐々木さん:
そうですね…今回もそうですが、描き終わった後とか「これどう思う?」っていうやり取りはお互いにあるので、感覚というか、見ている方向が一緒なので、そういう助言はひとつ刺激にもなって、はっきり分けた方が良いなというのはないですね。ただやはりお互いプロなので、「どう?」って聞いた時の反応がイマイチだとこっちもムッとなりますよね(笑)。

L:
逆にイマイチっていう反応が率直に出せるくらいに、真摯に仕事に対してやり取りができる関係ってことですよね。素晴らしいじゃないですか!

佐々木さん:
そうですね。そういう時に、これはこういう意味があって、こういう想いで作ったんだけど、って改めて言葉にすると、なんかやっぱり変えた方がいいのかなって思ったり、いや、ってそのまま貫くこともあるし。改めてコミュニケーションをとっていく中で客観的になれるので、逆に研ぎ澄まされているかもしれないですね。

L:
パートナーと仕事の話を全然しないという方もいらっしゃると思いますが、全てをさらけ出して仕事の話が出来るパートナーがいるというのも素敵ですよね。

佐々木さん:
私たちの場合は仕事と生活が分かれていないので、一緒にいる時間も長いですし、逆に分ける方が違和感ありますね。分けたほうがON、OFFがはっきりするので気分転換になるという方のお話しもたまに聞きますけど、私たちはずっとONっていうか、仕事自体に時間の制約がないというのも大きいとは思うのですが、OFFの時間自体があまりないのかもしれません。会社に行かれる方だったら、ある意味強制的にON、OFFが切り替わるのかもしれませんが。

L:
すごく良いパートナーとの時間の過ごし方だと思います。基本的にずっとONというのを聞いて、純粋にお仕事がとってもお好きなんじゃないかと思いました。

佐々木さん:
そうですね、好きです(笑)。描くことも好きですし、作品も同時進行して作っているので、あんまり仕事やらなきゃという感じではないですね。
逆に本当に時間が余って、休み、となるとなにしたら良いだろうって困りますね。最近は飼っている犬の散歩を夫と一緒にしたりしてますが…よく考えると仕事上、共通の友人も多いですし、飲み会の場には夫も居て、私も居て、という感じになるので、本当に夫と一緒にいますね(笑)。

L:
もう運命ですね!
きっとそう言われると恥ずかしくなると思うんですけど、お仕事もプライベートも、価値観や生活習慣も嫌じゃない相手って結構稀有ですし、なかなか代えがたい存在ですよね。
旦那様との始まりは一目惚れだったんですか?お友達からスタートだったんですか?

佐々木さん:
大学の先輩なんですが、目立っていて憧れの存在だったので、追いかけていた気がします(笑)。人に取られるのが嫌なタイプなので、お酒の力もありましたが告白も私からしているはず・・・です(笑)。

L:
良いですね~!佐々木さんのチャーミングなお人柄もすごく伝わってきます!
そんな旦那様の今も変わらず好きなところはありますか?

佐々木さん:
“感覚”は昔からずっと変わらず好きです。あとは本当に優しいので、生真面目な部分や私と性格が違うのでそんな所は刺激も貰えるし、好きな部分です。

L:
今回、「今のパートナーや好きな相手には言えない、今も心に残る好きだったひとはいますか」というアンケート調査に対する全国20~40代の皆様からのご意見を集めています。
毎回このインタビューシリーズでは、インタビューのお相手に同じ質問をしているんですが、今回の質問・・・答えにくいですよね(苦笑)

佐々木さん:
(アンケート結果を見ながら)えー!男性は年齢が高くなるにつれて「心に残る好きな人がいる」って人が多くなるんですね。私はパートナーに言えないということはなくて、むしろ言っちゃうんですが(笑)。今でも夢に見る人はいますね。高校時代付き合っていた彼なんですが、今でもたまに夢を見るので、夫には普通に話したりしています。夢に出てくるからまだ好き、とかの気持ちは全くないんですが、初めて執着した人だったので、自分がすごく傷ついたっていう思い出をいつまでも持っているんだなって思うんですよね。でもそれを夫には普通に話しちゃうんですけどね!
そういえば、昔の話しをされて夫がどう思っているのかはあまり考えたことがなかったですね。

L:
男性は嫉妬というか、昔の彼の話を聞きたくない気持ちもあるかもしれないですね(笑)。男性の方がロマンチックって言いますし。(その場にいた男性スタッフに)そういう話嫌ですか?(うなずく男性スタッフ)やっぱり(笑)!

佐々木さん:
20代は恋愛にフレッシュなのかな?まだ思い出にするまでになってないとか、逆に40代になると余裕が出てきて「今も心に残る好きだったひと」を認められる、というのがあるのかもしれないですね。なかなか面白い結果ですね!

L:
ありがとうございます。では最後に、これから結婚する人たちへ一言お願いします。

佐々木さん:
お互い素でいられる空間というか、共に生活を築けるような努力をいくらしても損ではないと思います。カッコつけるための努力より、素でいられる努力の方が、お互いを思う大事なことなんじゃないかなって。見繕ってもバレますしね(笑)。頑張り過ぎないほうが楽しい生活になるのかなと思いますので、
ぜひそういう暮らしをしてほしいです!

L:
本日はありがとうございました!

 
💖💖👑佐々木さんのプロフィール&公式サイト👑💖💖

佐々木さんのプロフィール&公式サイト
【Profile / 佐々木 香菜子 KANAKO SASAKI】
1983年宮城県生まれ。
ファッションを主軸に、広告、商品パッケージ、企業とのコラボレーションなどを幅広く手掛ける。
最近は抽象画作品の制作や、作品展にも力をいれており、イラストレーター/ペイントアーティストとして活躍中。

 

[佐々木さんの公式サイト]

[CAT BUNNY CLUB公式サイト]
2016年よりフォトグラファー植村忠透と CAT BUNNY CLUB としてアート活動をスタート。
CAT BUNNY CLUB is a Tokyo based art unit since 2016.

[佐々木さんの作品一例]
佐々木さんの作品一例
佐々木さんの作品一例
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更新日時:2022.04.20