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“Colors of LAZARE” Vol.01
「いろんな形の愛を応援したい」そんなブランドの想いから生まれたシリーズ投稿です。
第1回目は世界初のティアラデザイナー紙谷太朗さんへのインタビューです。
今回はパートナーへの贈り物に関する調査結果も公開!
LAZAREの中の人(以下L):
こんにちは。
紙谷さんはなんと「世界初」のティアラデザイナーさんでいらっしゃるとのこと。ティアラって、プリンセスが頭に載せているきれいな冠ですよね。
紙谷さん:
ティアラは、古くは、一部の上流貴族だけが身につけていたアイテムでした。ナポレオンが宮廷の女性たちに積極的に着用させたことで、一般・社交的な場にも広がったそうです。世界中のプリンセス、結婚式のブライズ達の憧れのシンボルですよね。
僕は、普段、個人のオーダーメイドと、全国のドレスショップとの提携によるレンタルのティアラのデザイン・制作をしています。
オーダーメイドでデザインする時は、1〜2時間かけて、お客様とお話をしてイメージを膨らませていきます。自分らしさとは何か?結婚する相手との共通の価値観は?人生において大切にしていることなど。そういうことをご自身で口にすることで、自分は何がしたいのか、パートナーとどういう家庭を作っていきたいのかが明確になるようです。それを僕がすくいあげて、ティアラのデザインに結晶化します。その人が持つ幸福感や人生哲学のようなものをデザインし、それをティアラで輝かせたいと思っています。最近は、男性の方からサプライズプロポーズで彼女にティアラを贈られる方も増えてきました。
L:(ティアラの写真を見ながら)これは女性ならみんなテンションがあがりますね~~!ティアラというとかわいらしいものばかりを想像していましたが、大人っぽかったり、さりげなかったり、いろんなデザインがあるんですね。私、ラブリー系のドレスは好みじゃなかったので、自分の結婚パーティーのときにティアラを付ける選択肢は無かったのですが、こんな感じのものがあるって分かっていれば絶対付けたかったです。
紙谷さん:
CMでマンション自体をティアラ化したり、映画でウルトラマンが飛び出すティアラを制作させてもらったり(笑)雑誌でレディ・ガガさんのティアラを発表させてもらったり、紙やチョコレートを素材にしたティアラにチャレンジさせてもらったりと、自分でも驚くほど様々な対象を、ティアラ化させてきました。
L:
特に印象に残っているお仕事はありますか?
紙谷さん:
ロンドンブーツ1号2号の田村淳さんのサプライズティアラは、淳さんの超ユニークなお人柄もあって、楽しかったですね。個人のお客様は、式後も、家に飾られて「家宝」とされる方も多いらしく、
毎回、緊張感とやりがいがありますね。以前、70代の寝たきりのおばあちゃまの「若き日の憧れ、あの映画のヒロインのような・・・」という素敵な想い出をティアラ化させてもらったのは強く印象に残っています。
美は、女性の永遠のエネルギーですよね。
L:
「世界初」とのことですが、そもそもブランドを始められたきっかけは何だったのですか?
紙谷さん:
自身の結婚式で、妻のためのティアラをデザインしたのがきっかけです。
勿論、そのときはティアラデザイナーになるつもりも、作っていただける職人さんも知らなかったので、
タウンページをめくって何十件も電話して・・・(笑)
式に集まってくださった皆様に、ただただ、彼女の素敵さや『らしさ』を伝えたくて・・・自然と『ティアラ』が浮かびました。
L:
素敵ですね。ただ、それを、突然、仕事にしたり、ブランドにしたり・・・とは普通、考えませんよね(笑)どうしてですか?
紙谷さん:
はじめてデザインするアイテムでしたし、式で演出披露することが決まっていたので、キチンとしたものが出来上がるのかすごく不安と試行錯誤の連続でした。
ティアラが完成した日の興奮は、今も鮮明に覚えています。雪の日だったと思うのですが、職人さんから出来たてのティアラを受け取って、もう、とにかくめちゃくちゃ綺麗で。それを彼女に一秒でも早く見せたくて、待ち合わせをしていた街中を、全力で走って届けに行って(笑)あの瞬間、あの時間。ボックスを開いて彼女がティアラと対面した時のあの表情。あのときめき。それが忘れられなくて。それを、一人でも多くの人に共有したくて・・・。
それで、ティアラデザイナーになりました。
L:
(奥様へ贈られたティアラのスケッチ写真を見ながら)これが実際に、奥様を想いながら、描かれたティアラのスケッチなんですね!このスケッチからも紙谷さんの溢れる愛が伝わってきます。
本当に素敵なお話。何かの物語みたいですね。世界でただひとつ、自分のことだけを思ってパートナーが創ってくれたティアラをプレゼントしてもらえるなんて、ご夫婦の生涯忘れられないエピソードですね。
LAZARE DIAMONDの創始者であるラザール・キャプランも、最愛の妻シャーロットに最高の輝きを放つリングを婚約指輪に贈っていて、当時贈られたリングをモチーフにした「シャーロット」シリーズのジュエリーが今も販売されているんです。
紙谷さんから奥様への最高のプレゼントについてうかがいましたが、20~40代の皆様にもアンケートでご意見をうかがっているので見てみてください。
今回は「パートナーや好きな相手に愛の証として何かプレゼントしたことがありますか」という質問だったのですが、約8割の方は愛の証を贈っている、という結果でした。アクセサリーなどよく身につけるものが多い様ですが、意外なところで食べもの、というのも多かったですね。
紙谷さん:
想像していたよりも沢山の方達がプレゼントされていらっしゃいますね。すばらしい!
贈るプレゼントをアレコレと考えている時間っていうのは、普段よりも相手の心に耳を澄ます、自分の声に耳を澄ます瞬間だと思うんです。素敵なことですよね。
僕はバレンタインデーが結婚記念日なんですが、その日は告白の気持ちを込めて花束を贈ります。毎年紡いでもらう花の種類や、ボリューム感、花職人さんも違います。人生の、その年、その日の彼女に伝えたいメッセージは変化しています。それを、花束に込めて贈ります。
L:
何を贈るか、よりどんな気持ちで贈るかが一番大事ですよね。
本日はありがとうございました!
【Profile / 紙谷太朗 TARO KAMITANI】
世界初のオーダーメイド・ティアラデザイナー。自身の結婚式をきっかけに、2008年からオーダーメイドのティアラ制作をスタート。これまで400名以上の花嫁のティアラをデザイン。「女性の夢をデザインする」と言われる、独創的なティアラとストーリーは、口コミで広がり、世界中のセレブな花嫁、女性たちから支持を集めている。デザイン界のオスカーと呼ばれる「ニューヨークADC(hybrid部門)賞」を史上最年少で受賞。NHK WORLDでドキュメントTV番組が世界150ヶ国で放送。レンタルティアラブランド『TARO KAMITANI』が全国100店舗を越えて展開。
💖💖👑紙谷さんのティアラブランドサイト👑💖💖
〔TARO KAMITANI レンタルティアラ〕
更新日時:2022.04.20