プロポーズは一生の宝物となり、その後の結婚生活を支える思い出にもなります。失敗したくない一大イベントだからこそ、プロポーズのタイミングやプランに悩む方は少なくありません。
そこでこの記事では、プロポーズに適したタイミングや避けたほうが良いタイミング、プロポーズを決めたきっかけ、パートナーが結婚を意識しているサイン、必要な準備などをご紹介します。
プロポーズに人気のタイミングとできれば避けたほうが良いタイミング
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プロポーズをすることを決めたら、まず考え始めるのは「具体的なタイミングをいつにするか」です。こちらではプロポーズに人気のタイミングと、できれば避けたいタイミングの両方をご案内します。
プロポーズに人気のタイミング
プロポーズに人気のタイミングは以下の通りです。
ふたりの記念日
出会った日、初デートをした日、告白をした日、交際を始めた日や復縁をした日など、カップルにはそれぞれ、結婚に至るまでのドラマがあるもの。お互いにとって特に思い出深い日があれば、その日をプロポーズのタイミングに選んでみるのもおすすめです。
プロポーズによって、その日がより特別なものとなりますし、結婚後も年に一度、恋人時代を思い出せる大切な1日としていくことができるでしょう。
なんでもない日
なんでもない日にプロポーズをする人も一定数います。かしこまった演出をするよりも、「一緒に過ごすなかでふと結婚を申し込む」というような自然なプロポーズが好ましい、自分たちらしい、と感じる人もいるかもしれません。
あえて日を決めず、家で一緒にくつろいでいる瞬間、ご飯を食べている瞬間など、ふたりでいる幸せを実感できた瞬間にプロポーズをするのも一案です。
パートナーの誕生日
年齢を重ねることで結婚願望が強まる方もいるため、パートナーの誕生日はプロポーズしやすいタイミングと言えるでしょう。
なんでもない日のデートで高級レストランを予約すると勘付かれてしまう可能性がありますが、誕生日ならサプライズにも最適です。気兼ねなくお祝いがしやすいタイミングなので、誕生日ディナーに見せかけて、プロポーズをするといった演出もできます。
季節のイベント
街中がキラキラとした雰囲気に包まれるクリスマスやバレンタインなども、プロポーズに人気のタイミングです。イルミネーションで彩られている場所も多く、外を歩いているだけでもロマンチックな雰囲気になりやすいですし、冬の寒さもあって、ふたりでいられることの温かさや幸福感が身に染みて感じられることも、プロポーズに適した季節と言えそうです。
誕生日と同様、クリスマスやバレンタインのデートは着飾ったり、高級レストランを予約したりしても不自然にならないメリットもあります。
縁起が良い日
プロポーズにおすすめのタイミングには、縁起が良い日もあります。ふたりが新しいスタートを切る日は、できれば吉日であってほしいもの。「明るい未来を送れるように」という願いを込めて縁起が良い日を選ぶ方もいます。
縁起が良い日には、「一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)」「天赦日(てんしゃにち/てんしゃび)」「母倉日(ぼそうにち)」「大明日(だいみょうにち)」「天恩日(てんおんにち)」「大安」「友引」などがあります。
語呂合わせで覚えやすい日
語呂合わせでプロポーズをするタイミングを決めるのも一案です。例えば、語呂合わせの日には「1月2日(いつまでもふたりで)」「3月15日(最高の日)」「5月29日(幸福の日)」などがあります。プロポーズの日を語呂合わせで覚えられるため、忘れにくくなります。また、プロポーズに適した語呂合わせの日を選ぶことで、ふたりにとってより素敵な日になるでしょう。
プロポーズを避けたいタイミング
一方で、プロポーズを避けたいタイミングは以下の通りです。
環境が変化したとき
新卒で入社をしたタイミングや転職、異動して間もない時期などは、精神的に余裕がなくなる方も少なくありません。そのようなときにプロポーズを受けると、結婚を考えられない可能性があります。新しい環境に慣れるまではあまり急がず、ふたりの絆を深めることに専念すると良いかもしれません。
親しい人や身内に不幸があったとき
親しい人やペットなどに不幸があったタイミングも、プロポーズに避けたほうが良いタイミングです。プロポーズは、存分に幸せな気持ちになれるタイミングのほうがベターと言えます。
相手が苦手なイベントのとき
イベントに対する意識は、個人差がとても大きいものです。例えば、「ハロウィンの盛り上がりが苦手」といった価値観を持つ相手の場合、そのタイミングでプロポーズをすると喜ばれない可能性があります。
プロポーズのきっかけや決めたタイミング
結婚の意思を固める時期はカップルによって異なりますが、実際には、どのようなタイミングで結婚を決めている方が多いのでしょうか。以下にて、プロポーズを決めた主なきっかけをご案内します。
気持ちが固まったから
プロポーズを決意するタイミングは人それぞれですが、「気持ちが固まったから」という理由で決める方も少なくありません。交際を重ねる中で、「この人とずっと一緒にいたい」と確信した瞬間が訪れることがあります。その瞬間にプロポーズを決意する方もいるようです。
交際の節目や適齢期を迎えたから
交際○年の記念日や、30代・40代などの節目を迎えたことをきっかけに結婚を意識することもあります。周囲の結婚ラッシュや、家族からの後押しが影響することも少なくありません。「そろそろ将来を考えたい」と思うタイミングが訪れたとき、大切な相手と共に歩む決意を固め、プロポーズをする方が多いようです。
仕事が軌道に乗ってきたから
仕事が安定し、収入や将来の見通しが立つことで、結婚を具体的に考えやすくなるものです。転職や昇進を機に「家庭を持つ準備が整った」と感じることもあります。生活基盤がしっかりすることで、大切な相手と安心して新たな人生を歩みたいと思うようになり、その気持ちがプロポーズを決断するきっかけになることも少なくありません。
子どもを授かったから
結婚を前提に交際しているカップルでも、すぐには決断できず結婚を躊躇している方は少なくないもの。しかし、子どもを授かると「自分がパートナーと赤ちゃんを守らなければ」と決断しやすくなります。妊娠の発覚を機に、プロポーズをする方は少なくないようです。
周りのみんなが結婚し始めたから
友人や同僚の結婚が増えると、自然と自分の将来を考えるきっかけになります。結婚式に参列し、幸せそうな姿を見て「そろそろ自分も」と思うこともあるでしょう。また、家族や友人から結婚の話題が増えたり、パートナーとの将来を意識するようになったりすることで、プロポーズを決断する方も少なくありません。
パートナーが結婚を意識しているサイン
プロポーズをする前に、パートナーが結婚を考えているか知りたいもの。そこでこちらでは、パートナーが結婚を意識している主なサインをご案内します。
将来の話をすることが増えた
パートナーが結婚を意識しているサインのひとつに、「将来の話をすることが増えた」という点があります。何気ない会話の中で「結婚後の生活」「家族のこと」「将来住みたい場所」などの話題が自然と出てくるようになったら、結婚を意識している可能性が高いと考えられます。
ご両親や友達に紹介したがるようになった
パートナーが結婚を意識しているサインに、「ご両親や友達に紹介したがるようになった」という点が挙げられます。大切な人たちに自分の恋人を会わせたいという気持ちは、将来を真剣に考えている証拠かもしれません。特に、家族に紹介するのは「この人と結婚を考えている」という強い意思の表れとも言えます。
結婚した人の話をすることが増えた
パートナーが結婚を意識しているサインのひとつに、「結婚した人の話をすることが増えた」という点があります。友人や同僚の結婚話をよく話題にしたり、「〇〇さんの結婚生活は楽しそう」などと興味を示したりすることが増えたら、結婚への関心が高まっているのかもしれません。また、「結婚したらどうなるんだろう?」といった将来を想像するような発言が増えるのもサインのひとつです。自然と結婚の話題が増えたら、そろそろプロポーズのタイミングかもしれません。
プロポーズ前にやっておきたい準備
プロポーズをするタイミングを決めたら、当日の具体的な計画に取り掛かります。こちらでは、プロポーズ前にやっておきたい準備をご案内します。
当日のプラン(場所や時間帯)を考える
プロポーズ前にやっておきたい準備のひとつが、「当日のプラン(場所や時間帯)を考える」です。ロマンチックな雰囲気にしたい、ふたりらしい自然な形で伝えたいのかなどを決め、シチュエーションを考えましょう。
夜景の見えるレストランや思い出の場所、自宅でリラックスしながらなど、パートナーが喜びそうな場所を選びたいもの。また、人混みを避けたい、特別な日を選びたいなど、時間帯も考慮することで、より素敵なプロポーズになります。
婚約指輪を準備する
プロポーズ前にやっておきたい準備に、「婚約指輪」が挙げられます。婚約指輪は一生に一度の特別な贈り物なので、パートナーの好みをリサーチし、デザインや予算を考えながら選びたいもの。
サプライズを重視する場合は、相手の指のサイズをさりげなく確認しておくと良いでしょう。婚約指輪を準備することで、プロポーズの瞬間がより特別で思い出深いものになるはずです。
なお、婚約指輪の選び方については以下の記事でご紹介しています。ぜひ併せてご覧ください。
シミュレーションを行う
プロポーズ前にやっておきたいことが、「シミュレーションを行う」です。実際にプロポーズのシーンを想定し、どのような言葉をかけるか、どのタイミングで婚約指輪を渡すかを練習しておくと安心かもしれません。緊張してうまく言葉が出ないことを防ぐため、何度かリハーサルをしておくと当日も自然に心を込めて伝えられます。また、場所や時間帯、周囲の状況をイメージしておくことで、より完璧なプロポーズが実現できるでしょう。
まとめ
一生の思い出に残るプロポーズをするために、タイミングにこだわりたいものです。プロポーズに向かないタイミングもあるため、十分に検討と準備を重ねたうえで、プロポーズを実行することが望ましいと言えます。
更新日時:2025.03.28