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ファッションや気分に合わせていろいろなデザインや素材の指輪を身に着けていた独身時代とは違って、結婚後、左手の薬指を飾るのは常に婚約指輪・結婚指輪になります。一生使うものだから、できるだけ丈夫で質の良いものを選びたいところ。女性にとっては、自分の肌の色や持っている他のアクセサリーとの合わせやすさなども気になるところですよね。婚約指輪・結婚指輪の素材にはどんな金属が人気なのか、それぞれの特徴とともにご紹介します。
結婚指輪・婚約指輪の素材を選ぶポイント
指輪の素材を選ぶポイントとしては、以下のようなものがあります。
・手のお色味や普段のファッションと合うか
・普段どのようなシーンで着けるか
・お手入れが苦にならないか
・金属アレルギーが起こらないか
・お風呂や温泉で変色しないか
金属アレルギーのあるなしは重要ですが、基本的には普段着けのことを考えて自分に合うかどうかを考えるのがいいでしょう。
結婚指輪・婚約指輪の素材一覧表
結婚指輪・婚約指輪の素材はいくつもありますが、主なものは以下の4つです。
・プラチナ
・ホワイトゴールド
・イエローゴールド
・ピンクゴールド
重さについてはプラチナが多少重くなっています。
3種類のカラーゴールドについては、純金だと少し柔らかく変形の可能性があるため、他の金属と合わせた合金にして使われるという特徴があります。
強度はどの素材も高く、日常で普通に気をつけていれば大きく破損することは少ないでしょう。
次から、それぞれの素材の詳しい特徴をご紹介します。
婚約指輪・結婚指輪の王道!「プラチナ」
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「婚約指輪・結婚指輪と言えばプラチナ」というイメージを持っている方が多いと思います。日本で婚約指輪・結婚指輪の素材として最も人気が高いのがプラチナです。純粋なプラチナでは強度が弱いため、婚約指輪・結婚指輪にはパラジウムなどの白い金属を数パーセント混ぜたものが主に用いられます。
とても丈夫で安定性が高い金属なので、温泉や汗などによって変色・変質しづらいという特徴があります。いつでも肌身離さず身につけることができて、いつまでも白く美しく輝き続けるという意味でも永遠の愛を誓う婚約指輪・結婚指輪にぴったりだと言えますね。プラチナはとても希少な金属なので、お値段は他の素材の婚約指輪・結婚指輪と比較すると高価です。
欧米では結婚指輪・婚約指輪の主流!「ゴールド」
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日本では婚約指輪・結婚指輪と言えばプラチナが主流ですが、欧米ではプラチナより人気が高いのがゴールド(金)です。金もとても安定性が高い金属ですが、純金は柔らかいため、指輪として加工する場合には他の硬い金属を加えたものが用いられます。婚約指輪・結婚指輪には、金75%に他の金属25%を配合した「18金」が主に用いられます。金に加える他の金属の種類や割合によって、「イエローゴールド」「ホワイトゴールド」「ピンクゴールド」など色合いが変化します。
カラーゴールドの色比較
カラーゴールドの中でも、イエローゴールドは色味の変化は少なく、純金とほとんど同じ黄金色をしています。銀や銅の素材が混ざるため、より華やかな色合いに感じることがあるでしょう。
ホワイトゴールドはパラジウムを配合することで金色がほとんど消え、シルバーに近い色合いになります。
ピンクゴールドは銀や銅などの素材が混ざることにより、柔らかな輝きを放つピンク色になります。
イエローゴールド
言わゆる「金色」の色合いを持つイエローゴールド。カジュアル感があり、日常的に身に着けやすいと言われています。持っているアクセサリーがゴールド系のものが多いという人には合わせやすいですね。
イエローゴールドは金以外に銀や銅を混ぜた合金で、プラチナよりもリーズナブルな価格であることが大半です。その分の予算を装飾に回して、装飾を豪華にすることもできます。
さらに、金だけでなく銀や銅を混ぜることで強度を上げているため、プラチナと同程度の耐久性があります。日常生活で使いやすいので、結婚指輪に限らず日常的に使えるアクセサリーの素材としても人気が高くなっています。
イエローゴールドは、変色のリスクにおいてもメリットがあります。結婚指輪は日常使いしているとどうしても変色してしまいがちです。その点、イエローゴールドは変色しても見た目があまり変わらないため、定期的なメンテナンスに時間を割けないような忙しい夫婦や、指輪のメンテナンスに金銭的な負担をかけたくないという方にもおすすめです。
加えて、華奢なデザインも大胆なデザインも可能なため、デザインの種類が豊富です。個性的な指輪が欲しい方や、デザインにこだわりたい方にはぴったりの素材と言えるでしょう。
イエローゴールドは単体でも十分美しい輝きを放ちますが、他の素材と組み合わせるのもおすすめです。
イエローゴールドのカラッとした明るいカラーは指輪のアクセントになるので、他の素材と合わせたときに華やかな印象を与えてくれます。イエローゴールドをベースにした指輪に、ワンポイントでダイヤモンドを装飾してみたり、埋め込んだりしてみるのも良いでしょう。
ピンクゴールド
上品で日本人の肌になじみやすい色合いで人気が高いピンクゴールド。イエローゴールドに比べて柔らかな色合いが特長ですが、ピンクの色味を出すために銅が多く配合されているため、変色には注意が必要です。
ピンクゴールドは温泉や温泉成分の入った入浴剤などに触れると変色しやすいので、注意が必要です。ショップによって銅の配合量が異なるため色味にも若干違いが出るので自分でお気に入りの色味を探すのも楽しくなるでしょう。
銅を配合していることで、傷がつきにくく変形しにくいのはピンクゴールドのメリットでもありますが、反面、強い衝撃によって割れてしまうこともあります。力を加えにくいことからサイズ直しなどには対応してもらえないこともあるので、サイズ選びとアフターサービスは十分に確認しておきましょう。
加えて、女性らしさを演出したいのであれば、ピンクゴールドはぴったりの素材でしょう。男性で「ピンクゴールドの指輪を着けるのに抵抗がある」という場合は、プラチナやホワイトゴールドなどの他の素材と合わせたり、夫婦でデザインだけ揃えたりするのも良いかもしれません。
ホワイトゴールド
もともとプラチナの代用品として開発されたということもあり、プラチナと似た白い輝きを持つホワイトゴールド。欧米では「白い貴金属」と言えばホワイトゴールドのことを指します。プラチナより安価で、加工しやすいためデザインも豊富です。
装飾の宝石やデザインにこだわりたいという方には、プラチナに比べてリーズナブルなホワイトゴールドはおすすめの素材と言えるでしょう。ただしメッキ加工されることが多く、長く使っているうちにすり減って地金が見えてくる場合も。定期的なメンテナンスが必要になります。
加えて、ホワイトゴールドは天然温泉の硫黄などで変色しやすい性質を持っています。旅行などで温泉に入るときなどは、浴場に持ち込まないように注意しましょう。
結婚指輪は日常的に着けるため、生活の中で重さが気になることもあるかもしれませんし、外気に触れ続けるとどうしても傷がつきやすくなってしまいます。その点、ホワイトゴールドは軽く、傷がつきにくいと言われています。毎日着ける結婚指輪の素材としておすすめです。
イエローゴールドのようなきらびやかさやピンクゴールドのような華やかさはありませんが、シンプルで大人びた輝きもホワイトゴールドの特長です。どんなファッションにも合わせやすく、年齢を重ねても違和感なく身に着けやすい素材でもあります。
ただし、ホワイトゴールドには銀やパラジウム、ニッケルなど、金属アレルギーを起こしやすい素材が配合されているので、アレルギー体質の方は十分に注意する必要があります。
定番以外にもいろいろ!
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最近ではプラチナやゴールド以外にも、以下のような素材を用いた婚約指輪・結婚指輪が見られます。
パラジウム
プラチナやゴールドに強度を出すために配合されることもある、プラチナと似た白い輝きを持つ金属です。軽く身に着けやすいことと、比較的低価格なのが特徴です。
チタン
安定性が高く、金属アレルギーを起こしにくいと言われる金属です。強さがあり、軽くて身に着けやすいという特徴があります。
ステンレス
天然素材ではありませんが、耐久性が高く変色しづらいため結婚指輪に用いられることもあります。アレルギーを起こしにくい医療用ステンレスを用いたものも。強度がある反面、加工しづらいためサイズ直しが難しい場合が多いです。
まとめ
以上、婚約指輪・結婚指輪に用いられる主な素材についてご紹介しました。それぞれの素材の特徴を知って、おふたりにぴったりの婚約指輪・結婚指輪を選びたいですね。
それぞれの素材についてや、金属アレルギーについては以下の記事も参考にしてみてください。
「婚約指輪&結婚指輪にふさわしい素材「プラチナ」の魅力とは?」
「洗練された輝きにときめく!ゴールドのブライダルリング」
「結婚指輪購入時に気をつけたい、金属アレルギーのこと」
婚約指輪の一覧はこちら
結婚指輪の一覧はこちら
更新日時:2023.03.31