キラキラと夫婦の手元を飾る結婚指輪は、丈夫で一生愛用できるデザインのものを選びたいものです。プラチナ、ゴールド、シルバーなどさまざまな指輪の素材がありますが、「コンビ素材」という指輪に注目が集まっていることをご存知でしょうか?今回は、そんなコンビ素材の正体と魅力についてお話していきます。

 

【良いとこ取り! 異なる素材を合わせた「コンビ素材」】

コンビ素材の結婚指輪とは、プラチナとイエローゴールド、イエローゴールドとホワイトゴールドなど、異なる素材を組み合わせてデザインされたもののことを指します。二色のアームが重なる指輪になるのが特徴で、色のコントラストがはっきりとわかって個性的なデザインの指輪になることが人気な理由の一つです。銀色のホワイトゴールドとプラチナまたは金色のイエローゴールドを組み合わせる方が多く、ストーンを付けずにアームだけでも十分オシャレだと指示されています。華やかな印象で、普段のファッションや他のストーンとも合わせやすいので、結婚指輪としてチョイスされる方も多いようです。

良いとこ取り! 異なる素材を合わせた「コンビ素材」

【さまざまな素材がコラボ出来るのが魅力】

プラチナやイエローゴールド、ホワイトゴールド以外の素材も、コンビ素材として人気を集めています。たとえば、金属アレルギーを持っている人や丈夫な素材を選びたい人はジルコニウムやチタンをコンビ素材としてチョイスされる方もいらっしゃいます。たくさんのアクセサリーを付けられない分、存在感のある結婚指輪はそれだけで手元のコーディネートを華やかにしてくれるのです。他にも、軽い素材を好む人はパラジウム、好きな文字を刻んだり個性的なデザインにしたい人はシルバーなど、好みによって素材を選ぶことが多いようです。ジルコニウムやチタンはブルーやパープル、グリーンなどカラフルな色にすることもできますし、シルバーは多面や鎚目を施すこともできます。デザイン性にこだわる人は、これらの素材を組み合わせたコンビ素材の結婚指輪をオーダーすることもあるそうです。夫婦で結婚指輪に使用したい素材が異なる場合も、コンビ素材であれば両方を採用することができますよ。

 

【要チェック! コンビ素材を選ぶときの注意点】

コンビ素材はデザインのバリエーションが増えて魅力的ですが、注意しなければならない点もあります。それは「サイズ直しがしにくい」ということ。普通サイズ直しをするときは、指輪の一か所を切って地金を塗り重ねたり、削ったりして調整していきます。しかし、二種類の素材を使っていることで接合しにくくなってしまうのです。もし時が経って指輪のサイズ直しをしたいということになっても、サイズ直しを受け付けてもらえないケースがあるということは覚えておきましょう。

2つの異なる素材が輝きを放つコンビ素材。二人に合った素材をミックスして、思い出の詰まった結婚指輪にしてみてはいかがでしょうか。

 

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更新日時:2020.12.17