結婚指輪の選び方の1つには、「アフターサービスの充実度で選ぶ」というものがあります。肌身離さずつける結婚指輪は、付き合いも長くなるアクセサリーです。しかし、日々の生活の中でキズが付いたり歪んだりということも。そんな場合には、適切なケアが必要になってきます。ここでは、そんな結婚指輪のアフターケアについて見ていきましょう。
クリーニング
結婚指輪は、長く身につけているとくすんだり汚れたりしてしまいます。これは、皮脂や油分、化粧品などの成分が付着してしまうことが原因です。自分で磨いてある程度汚れを落とすこともできますが、手間や仕上がりを考えると専門家に任せたほうがキレイになります。クリーニングや洗浄サービスを気軽にお願いしてみましょう。
磨き直し
結婚指輪は毎日つけているものなので、どうしても細かいキズがついてしまいます。この細かなキズは、磨き直しによってキレイにすることが可能です。
ただし、研磨をすると指輪は少し薄くなってしまうので、何度も磨き直しをすることはできません。また、大きなキズができてしまった場合には、キズを完全に消すのは難しいので気をつけましょう。
サイズ直し
指が太く、あるいは細くなってしまったとき、せっかくの結婚指輪がつけられなくなってしまうのは悲しいですよね。指輪を長く使いたい場合は、サイズ直しができるかをチェックしておきましょう。ただし、内側に長文の刻印がある指輪や、デザインが複雑なものはお直しできない可能性があります。
また、チタンやステンレスなどを素材に使っている指輪は硬さがあるのでサイズ直しが難しいようです。
ゆがみ直し
結婚指輪になんらかの衝撃が加わった場合、指輪がゆがんでしまうことも。シルバーやゴールド、プラチナなどの比較的柔らかい金属の結婚指輪は特に歪みが発生しやすいです。変形してしまった場合は、すみやかに購入したお店に相談しましょう。ゆがみがひどくなり過ぎないうちに直すことで、結婚指輪を長く使うことができます。
メッキ加工
ホワイトゴールド、ピンクゴールドなどの指輪にはメッキ加工が施されています。このメッキ加工は長く使ううちにも剥がれてしまうのです。
メッキが剥がれてしまった場合は、結婚指輪のキズを取り除いてメッキをかけ直すアフターケアをお願いしましょう。まるで新品のような美しさを取り戻すことができますよ。
宝石やパーツが欠けたときは
宝石が取れてしまったという場合には修理が必要になります。また、石留めのツメの部分が歪んでゆるくなってしまい、指輪がカタカタ動いてしまう場合にも修理を考えた方がいいでしょう。
他にも、パーツの欠けなど、困ったことがあれば気軽に相談してみましょう。ただし、指輪の修理には多少時間がかかることを覚悟しておく必要があります。
アフターサービスがあれば、大切な指輪を安心して長く使うことが可能です。「価格やデザインを重視する」「材質で選ぶ」など指輪の選び方は人それぞれ。しかし、「2人の誓いの証である結婚指輪を大事にしたい」という気持ちは、多くの人が持っているものだと思います。結婚指輪の選び方の1つとして、アフターサービスの充実度も考慮に入れてはいかがでしょうか。
更新日時：2020.12.11
