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結婚指輪と一言でいっても、その種類はさまざま。自分にぴったりな指輪を見つけるためには、結婚指輪選びの基本情報を押さえつつ、自分の手のタイプを知ることが大切です。
そこで今回は、手のタイプと肌の色・指の形にフォーカスした結婚指輪の選び方をご紹介します。合わせて、結婚指輪を選ぶ前に確認しておくべきこともご紹介しています。これから結婚指輪を選ぶカップルは、ぜひ参考にしてみてください。
まずは基本を押さえよう!結婚指輪選びのいろは
自分たちに合った結婚指輪を選ぶためには、まず結婚指輪について詳しくなることが大切です。さまざまな情報を把握しておくことで、ふたりの好みにマッチした指輪を選びやすくなります。以下でご紹介する4つの基本情報を押さえておきましょう。
結婚指輪の製法
結婚指輪の製法は「鋳造(ちゅうぞう)」と「鍛造(たんぞう)」の2つに大きく分けることができます。
鋳造は、溶かした金属を型に流し入れてデザインを作る製法です。国内で販売されている結婚指輪(婚約指輪)の多くはこの製法で作られています。
鋳造で作られた結婚指輪のメリットは、デザインのバリエーションが豊富なこと。ウェーブラインをはじめとする、しなやかなデザインの指輪を製造できるので、好みのデザインを見つけやすいのが特徴です。このほか、サイズ直しの許容範囲が広いのも鋳造ならではのメリットです。
鍛造は、金属を叩いて指輪の形を作り上げる製法です。金属を何度も圧縮することで密度を高めているため、強度に優れた歪みにくい指輪に仕上がります。
鍛造で作られた結婚指輪のメリットは、肌馴染みのよい滑らかなつけ心地です。日常的に身に着ける結婚指輪となると、着け心地のよさはこだわりたいポイントのひとつ。鍛造の指輪であれば、違和感なく身に着けられるので最適かもしれません。
結婚指輪の相場
ゼクシィ結婚トレンド調査 2019(全国(推計値))によると、ペアの結婚指輪の購入金額としてもっとも多かったのは「20万〜25万円未満」の30.9%。次いで「25万〜30万円未満」の15.1%、「15万〜20万円未満」の13.5%と続きます。この結果、結婚指輪の平均購入金額は「24.2万円」となりました。
このデータから、結婚指輪の相場は20万〜30万円ほどだといえます。結婚指輪を購入する際は、この相場をひとつの目安として捉えつつ、パートナーとよく話し合って自分たちの予算を決めましょう。
結婚指輪の人気の素材・デザイン
結婚指輪を選ぶ際に気になるのは、やはり素材やデザインではないでしょうか。
結婚指輪の素材には、主に「プラチナ」と「ゴールド」が使われています。
プラチナは美しく輝く白色が目を引く、もっともスタンダードな素材。ダイヤモンドとの相性もよく、洗練された上品さを演出できます。ゴールドは、手元を華やかな印象にしたい方におすすめの素材です。ピンクゴールドやイエローゴールドなど、カラーバリエーションも豊富なので、アクセサリー感覚で結婚指輪を身に着けたい方にもぴったりです。
結婚指輪のデザインと一言でいっても、その種類はさまざま。中でも人気かつ定番なのは「ストレート」です。流行に左右されないシンプルかつ上品なビジュアルは、男女ともに着けやすく、他の指輪との相性も抜群です。このほか、波打つようなフォルムが美しい「ウェーブライン」も人気のデザインのひとつ。手元をやさしくも美しく演出してくれるので、特に女性から支持されています。
結婚指輪を購入するタイミング
結婚指輪は、結婚式当日の6カ月ほど前に購入するのがベストといわれています。
その理由は、既製品であっても、セミオーダーやフルオーダーであっても、購入してすぐには手元に届かないため。「既製品ならすぐに持ち帰れるのでは?」とお思いの方もいるかもしれませんが、サイズ調整が必要だったり刻印を注文したりすると、その分手元に届くのが後ろ倒しになってしまうのです。
また、結婚式前は準備で何かと忙しいもの。結婚指輪の購入を後回しにしていると、最悪の場合「当日までに指輪が届かなかった」ということが起こる可能性もあります。
こうした点から、結婚指輪はなるべく「この日までには手元にあってほしい」という日の半年前ごろから探し、注文しておくことをおすすめします。
要チェック!結婚指輪を選ぶ前に確認しておくこと
結婚指輪を選ぶ際は、以下でご紹介する2点を前もって確認しておくことが大切です。
金属アレルギーの有無を確認
結婚指輪は、これからの人生をともに歩むことを誓った証。特別感があるほか、普段から身に着けるものなので、金属アレルギーによる赤みや痒みの発生は避けたいものです。
結婚指輪を購入する際は、お互いに金属アレルギーを持っていないかどうか確認しましょう。金属アレルギーがひとつも見られないのであれば、とくに問題はないといえます。
ただし、プラチナやゴールドなど、結婚指輪の素材に使われている金属がセーフだとしても、他の金属アレルギーが見られた場合は注意が必要です。
プラチナやゴールドには、強度を高めたり色を調整したりするために別の金属が配合されていることがあります。少量でもアレルギー反応を引き起こす可能性はゼロではないので、ジュエリーショップのスタッフにどの金属が配合されているか確認することを徹底しましょう。
婚約指輪×結婚指輪の重ね着け
結婚指輪を購入すると、どうしても婚約指輪を着ける機会が少なくなってしまいます。しかし、これは「婚約指輪は入籍するまでの間、身に着けるもの」というイメージが強く定着しているからであり、実際にはそのような決まりは一切ありません。婚約指輪は入籍後も身に着けてよく、さらには結婚指輪と重ね着けして楽しむこともできます。
そのため結婚指輪を購入する際は、婚約指輪を重ね着けすることを前提としてお気に入りの一品を選んでみることをおすすめします。
具体的には、結婚指輪を選ぶためにジュエリーショップへ行く際、婚約指輪を持参するのが◎。実際にふたつの指輪を重ね着けしてみることで、指輪同士の相性はよいか、着け心地はどうかなどを確認しやすくなります。
4つの手のタイプで解説!似合う結婚指輪の選び方
結婚指輪を選ぶ際は、もちろん自分の好みに合った指輪を選ぶことが一番です。しかし、洋服を買うときに「好きなデザインや色だったけど、試着してみたらイメージと違っていた」ということがあるように、指輪でも気に入ったものが必ずしも自分に似合うとは限りません。
自分の手と指のタイプを知っておくことで、より自分に似合う指輪を選ぶことができます。女性の手は、大きく分けて次の4パターン。それぞれの特徴と、似合う結婚指輪のデザインを確認していきましょう。
手が小さく、指は太めで短いタイプ
「手が小さく、指は太めで短い」という方は、華奢な指輪を着けていると、かえって指の太さや短さが目立ってしまうことがあります。
指よりも指輪そのものに視線が集まるようにしたほうが、手がきれいに見えるため、結婚指輪の幅は一般的な3mm前後がおすすめです。大粒のダイヤモンドがあしらわれたもの、あるいはメレダイヤが施されたデザインのものなど、ある程度ボリュームのある指輪がおすすめです。
また、アームの形はストレートよりもウェーブラインやV字などの特徴的なデザインがぴったり。ウェーブラインやV字のほうが深く着けられるので、視覚的効果で指をスッキリと長く見せることができます。
なお、ラザール ダイヤモンドなら以下のシリーズがおすすめです。
手が小さく、指は細めで短いタイプ
「手が小さく、指は細めで短い」という方には、ウェーブラインやV字の結婚指輪がおすすめです。動きを出したデザインが、指を長くきれいに見せてくれます。
ただし、このタイプの方は手全体が華奢な印象なので、ボリューム感のある結婚指輪は避けることをおすすめします。手に馴染みづらく、指輪だけがポツンと目立ってしまいます。
おすすめなのは、アームにやわらかい動きがあって厚みが少ない、シンプルなデザインの指輪です。ダイヤモンドがぎっしり並んだデザインよりも、小粒のメレダイヤを散りばめたような繊細なデザインが似合います。
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手が大きく、指は太めで長いタイプ
「手が大きく、指は太めで長い」という方は手全体にボリュームがあるため、結婚指輪もボリュームのある太めのデザインが似合います。とくにアームがストレートの指輪は、指の長さを活かすという意味でもおすすめです。メレダイヤの存在感がしっかり主張されたデザインや、エッジの入った立体的なデザインを選んでみてはいかがでしょうか。
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手が大きく、指が細めで長いタイプ
「手が大きく、指が長めで細い」という方には、シンプルなデザインが似合います。また、洋服で例えるなら「Tシャツにジーンズ」のようなベーシックなデザインもおすすめです。ストレートなアームに小粒のダイヤモンドが1つだけあしらわれているような、装飾が極力少なめの結婚指輪を選ぶと、元々の手の美しさがより引き立ちます。
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小さな手の方が特に押さえておくべき!結婚指輪選びのコツ
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結婚指輪の幅は3mmほどが一般的ですが、最近は婚約指輪との重ね着けを楽しむことを想定して、あえて細めの指輪を選ぶ方も多いようです。ただ、手が小柄な方の場合、重ね着けをすると指が短く見えてしまう可能性があります。
そこでおすすめなのが、婚約指輪と結婚指輪を同じ素材にしないこと。たとえば、婚約指輪がプラチナであれば、結婚指輪にはゴールドなどの別素材を選びましょう。2つのカラーがよいアクセントとなり、指が短く見える心配が低くなります。また、カジュアル感が出るので、気軽に普段使いすることが可能です。
手のタイプと合わせて考えたい!肌の色と指の形
結婚指輪を選ぶとき、手のタイプにプラスして考慮にしたいのが「肌の色」と「指の形」です。人によって手のタイプが異なるように、肌の色や指の形も人それぞれ。結婚指輪を選ぶ際は、手のタイプと合わせて肌の色と指の形にマッチしているかどうかもチェックしましょう。
肌が白い
肌が白い方は、プラチナやピンクゴールドの結婚指輪がよく似合います。ダイヤモンドが主張するデザインよりも、小粒のメレダイヤがラメのようにキラキラと輝くデザインのほうがなじみやすく、手元の繊細さが際立ちます。
肌が黒い
肌の色が比較的黒い方は、ゴールド系が似合います。
ただし、結婚指輪の素材にはプラチナを希望する方が多いのも事実。もしプラチナの結婚指輪を選ぶのであれば、大きめのダイヤモンドが並んだデザインを選ぶことをおすすめします。ダイヤモンドの輝きによって土台のプラチナが目立ちすぎるのをカバーできるので、肌なじみがよくなります。
指の関節が張っている
指の関節が気になる場合は指ではなく指輪に視線が行くよう、デザイン性の高い結婚指輪を選ぶのがおすすめです。とくに光沢があるタイプの指輪は、人の視線をキャッチしやすいといえます。
また、このタイプの方は関節に合わせてサイズを選ぶことがほとんど。そのため、いざ結婚指輪を指の根元に着けたとき、サイズが大きくてくるくると回ってしまうことがあります。これだと着け心地があまりよくないので、動きを制御しやすいウェーブラインやV字の指輪を選ぶようにしましょう。
指がぽっちゃりしている
指がふっくらしている方は、エッジが効いたデザインより丸みのあるデザインがおすすめです。肌なじみがよく、優しい雰囲気になります。さらに、ウェーブラインやV字のほか、指輪の真ん中にアクセントがあるデザインを選ぶと、引き締め効果によって指を美しく見せることができます。
デザインだけじゃない!結婚指輪はサイズ選びも慎重に
デザインももちろん大切ですが、結婚指輪を選ぶときは「サイズ感」にもこだわることをおすすめします。
結論からいうと、指輪のサイズはぴったりフィットするものを選ぶのがベストです。
「外せなくなったら困るから」「むくんだときのことを考えて」などと、一回り大きなサイズを選ぶ方もいますが、これはあまり望ましくありません。
大きなサイズを選んでしまうと着け心地が悪かったり、気づかないうちに抜け落ちたりする可能性があります。また指輪が回転して、きれいにあしらわれたダイヤモンドが手の平側に回ってしまい、見えなくなってしまうことも。これらを防ぐためにも、結婚指輪を購入する際は実際にジュエリーショップで試着をして、ジャストサイズのものを選ぶようにしましょう。
なお、ラザール ダイヤモンドのアフターサービスには、「サイズ直し&リング交換(サイズ変更)」が含まれています。気になることがございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
ジュエリーコーディネーターに相談してぴったりの結婚指輪を
結婚指輪は、そう何度も購入するものではありません。だからこそ、自分の手や肌の色、指の形に合った特別な一品を確実に選びたいものです。これから結婚指輪を購入する方は、ぜひ今回ご紹介したポイントを参考に、自分に合った指輪を探してみてください。
ラザール ダイヤモンドには、ジュエリーコーディネーターの資格を持つスタッフが常駐しております。結婚指輪選び・購入に不安をお持ちの方は、ぜひ一度お問い合わせください。
更新日時:2021.08.27