近頃人気のエタニティリング。リングの周囲をダイヤモンドでぐるりと取り囲んだデザインは、派手になりすぎず品がよく、婚約指輪にも、結婚指輪にもピッタリです。

そこで今回はエタニティリングの基礎知識をご紹介します。

 

【エタニティリングに込められた意味】

 

エタニティとは、英語で「永遠」という意味を持つリングのこと。ダイヤモンドが隙間なくぎっしりと並んだ華やかなイメージが特徴です。

元々は結婚記念日や子供が生まれた記念日に、夫から妻へと送られるリングとして知られていましたが、最近は婚約指輪や結婚指輪の代わりとして選ぶカップルも増えてきました。

 

通常、婚約指輪はダイヤモンドがセンターに納まったデザインが一般的でありますが、時として着ける場面を選んでしまいます。

一方、エタニティリングであれば表面がフラットに近く洋服などにも引っかからず、仕事や家事の邪魔になりにくいという特徴があります。

 

日常生活になじみ、優美さも感じるデザインがブライダルリングとして選ばれるのもうなずけますね。

 

【エタニティリングの種類】

 

一般的には大きく分けて、「フルエタニティ」と「ハーフエタニティ」の2つに分けられます。

 

「フルエタニティ」はその名の通り、ぐるりとリングの周囲に一周ダイヤモンドが並んでいるデザイン。

一般的にエタニティリングといえばこちらのデザインを指します。

女性であれば手元の豪華な輝きを見るたびに嬉しくなってしまいそう!

 

「ハーフエタニティ」はリング半周ほどダイヤモンドが埋められているデザインのこと。

価格もフルエタニティと比較しリーズナブルでサイズ直しも比較的対応可能なケースが多いエタニティリングです。

 

その他にも、ダイヤモンドの大きさや数、地金の種類・太さによっても個性を出せる、エタニティリング。

自分の好みに合わせて、お気に入りの1点をお探しください。

 

【エタニティリングを付ける時に気をつけること】

 

ダイヤモンドがずらりと並んだエタニティリングは、通常のプレーンなリングに比べて扱いに気を配る必要があります。

以下の2点には特に注意しましょう。

 

(1)ぶつけないように注意

 

強い衝撃を受けるとダイヤがこぼれ落ちてしまうことも。

普段も着けて楽しみたい場合は、宝石の留め方が頑丈な「レール留め」のものを選ぶと良いでしょう。

また、ハーフエタニティデザインだと地金の部分が多いためフルエタニティと比較すると丈夫なリングが多い様です。

 

(2)サイズ変更が難しい

 

エタニティリングはダイヤモンドを敷き詰めたデザインのため、プレーンなリングと比べ気軽にサイズ変更が効かないケースがあります。

サイズを小さくする場合にはダイヤモンド除きバランスを整え、サイズを大きくする場合にはダイヤモンドの追加を行うなど、高い技術を持つ専門の業者に依頼するため費用も時間もかかります。購入時のサイズ選びは慎重に行ってください。

 

婚約指輪よりも日常生活で着けやすく、結婚指輪より華やか。

また婚約指輪・結婚指輪など他のリングとの重ね着けも楽しめるエタニティリング。

ブライダルリング選びをしているカップルは、候補の一つにプラスしてみてはいかがでしょうか?

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更新日時:2020.12.17