めでたく結婚が決まり、挙式の準備をしている間に急な妊娠が発覚!婚約中のカップルには「結婚式準備中の妊娠」という可能性はつきものです。こういった場合の注意点について見てみましょう。
まずは産婦人科できちんと相談
「妊娠したかな?」という場合、まずは産婦人科で診察を受け、出産予定日を明らかにしましょう。妊娠週数というのは、最終月経の開始日を0日として数えます。ここからカウントして40週目に当たる日が予定日になります。出産予定日がわかったら、結婚式の日取りが適切かを検討する必要が出てくるでしょう。妊娠の経過などをお医者さんと相談して、体調が安定する頃に結婚式を挙げられるよう配慮してください。体調が思わしくない場合や、真冬や真夏に屋外での挙式を計画していたという場合は、結婚式のキャンセルを検討する必要も出てきます。
結婚式のプラン変更は?
妊娠が判明したという場合は、結婚式の担当者に早めに伝えます。「恥ずかしいから」と内緒にしたまま打ち合わせをするというのは絶対にやめましょう。プログラムは体調を考慮し、あまり詰め込み過ぎないように。当日のつわりや体調不良などが起きたときのことも考え、あまり体に負担がかからないようにしたいものです。また、花嫁のお料理はアルコールが入っていないものを選びましょう。
衣裳の変更はできるの?
結婚式ができるという場合でも、プランの変更などが生じる場合があります。ドレスを決めてから妊娠が発覚した場合、マタニティOKのドレスに変更してもらうという方法もあります。つわりが不安という場合、少しゆったりしたドレスを選んでおくのも良いでしょう。背中が編み上げリボンになっているドレスなら、多少伸縮性があるので体のラインにうまく合わせることができます。一方、和装の場合は衣裳を変更せずにそのまま着付けができる場合がほとんどです。
ゲストにはどう伝えたらいい?
ゲストにはあらかじめ招待状で妊娠を伝えておくという方法もあります。しかし、妊娠初期は体調も安定しないので、落ち着くまで黙っていたいという方も多いと思います。その場合は、披露宴ですべてのゲストに一斉に発表するのが良いでしょう。パートナーや家族とよく相談し、周囲の人に「おめでとう」と思ってもらえるような伝え方ができると良いですね。
結婚と妊娠、どちらもうれしいことですが、両立は難しい部分もあります。花嫁がいくら大丈夫と言っても、周りの人たちは体を気づかって心配することも多いでしょう。妊娠中に挙式を行う場合は、母子ともに無理のない範囲で行ってください。
更新日時:2020.12.08