結婚はふたりでするものですが、お互いの両親も結婚には大きく関わってきます。
彼氏の親と親しくなれば結婚話も順調に進みやすく、結婚後にも円満な関係を築きやすくなります。
そこで今回は、彼氏の親に挨拶をする前に話し合っておきたいことや挨拶時に気をつけたいマナー、一般的な流れ・注意点をご紹介します。
彼氏の親に挨拶をする前に話し合っておきたいこと
彼氏の親に挨拶をする前に、まずは以下のことを話し合っておくのがおすすめです。
彼氏の親の情報について
挨拶は結婚の許可をもらうことが前提ですが、交流を深める目的もあります。そのため、彼氏の親の情報を聞いておくと良いでしょう。具体的には、ご家族の好きなものや趣味などが挙げられます。事前にリサーチしておくと、会話が弾みます。
今後のことについて
彼氏の親に挨拶をする前に、今後のことについて話し合っておくこともおすすめです。挨拶時に聞かれる主な内容には、結婚式の予定や新居の場所、結婚後の働き方などが挙げられます。もし決まっていない場合は「これから話し合う」という旨を伝えると良いでしょう。
彼氏の親に挨拶をする際に気をつけたいマナー
続いて、彼氏の親に挨拶をする際に気をつけたいマナーをご案内します。
服装
彼氏の親に挨拶をする際、オシャレをしすぎる必要はありませんし、必要以上にかしこまる必要もありません。ただし、以下のような服装は注意が必要です。
・肌の露出が多いもの
・ロゴが全面に出ているブランドもの
身だしなみ
彼氏の親に挨拶をする際は、身だしなみも確認しましょう。例えばロングヘアの方は低めの位置でまとめるとカジュアルになりすぎず、清楚な印象に仕上げることができます。
普段から多くのアクセサリーを身に着けている方は、最小限に抑えるのがおすすめです。また、控えめなデザインのアクセサリーを身に着けることで、上品な印象を与えます。
このほか、ネイルにも注意しましょう。ネイルに関しては料理を手伝う可能性もあるので、しないのがベターです。
言葉遣い
彼氏の親の前では、丁寧な言葉遣いを心がけることが大切です。普段は彼氏の名前を呼び捨てにしている場合は、「◯◯さん」と呼ぶように意識しましょう。
手土産
彼氏の親に挨拶をする際は、手土産を忘れずに持って行きましょう。手土産はご家族の好みを選ぶと喜んでくれるため、パートナーと一緒に買いに行きましょう。
購入する際は、彼氏の実家から離れたお店を選ぶのがおすすめです。なぜなら、最寄駅のものは「間に合わせ」と思われてしまいかねないからです。
彼氏の親に挨拶をする際の一般的な流れと注意点
彼氏の親に挨拶をする際の一般的な流れと注意点は以下の通りです。
彼氏の家に向かう
まず、彼氏の家に向かう際は予定時刻の2〜3分前に着くようにしましょう。早く着いてしまうと、準備している可能性があるため迷惑になってしまいます。もし予定時刻よりも早く着いてしまった場合は、近くで身だしなみの最終確認をしながら待機しておくと良いでしょう。
遅れる場合は、必ず連絡を入れるようにします。また、到着時間の目安も伝えておくとご両親も出迎えやすくなるでしょう。
玄関で挨拶をする
到着したら、玄関で軽く挨拶をします。名前と時間を作ってくれたお礼の言葉を述べます。ご両親から「どうぞ」と言われたら入室しましょう。
部屋に通されたあとに改めて挨拶をして手土産を渡す
部屋に通されたあと、全員が着席してから改めて挨拶をします。このとき、洋室であれば椅子に座る前に挨拶をするのが一般的です。和室の場合は、座布団から降りた状態で挨拶をするのがマナーです。
挨拶が済んだタイミングで手土産を渡します。手土産を渡す際は紙袋から取り出し、正面を相手に向けるようにしましょう。
歓談後に本題に入る
すぐに本題には入らず、まずは歓談を挟みます。タイミングを見て、本題に入るようにしましょう。ご両親から承諾を得られたら、感謝の言葉を述べます。
その後、再度歓談に入りますが、会話に困ったらパートナーの小さい頃のことや、パートナーにしてもらって嬉しかったことを話してみましょう。
ご両親が料理を用意してくれる場合には、「お手伝いできることはありますか?」と声をかけましょう。もし断られたら「すみません、ありがとうございます」とお礼を伝えます。
おいとまの挨拶をする
タイミングを見て、おいとまの挨拶をします。帰り際に、お礼の言葉を伝えましょう。
帰宅後にお礼の連絡をする
帰宅してから改めて彼の親に電話か手紙でお礼をしましょう。訪問からお礼までが1セットなので、会うだけにしないことが大切です。
まとめ
彼氏の親に挨拶をする際は、第一印象が大切です。ご両親に結婚を認めてもらうために、今回ご紹介したマナーを押さえて挨拶に臨みましょう。
更新日時:2024.07.01