ゲストに感謝の気持ちを伝える演出は様々。中でも、ふたりの思い出がたくさん詰まった映像の演出はゲストの注目を集める一番のチャンスです。そこで、ムービーの演出にはどんな種類があるのか?ゲストにも一緒に盛り上がってもらえるような素敵なムービーを作るにはどうしたらいいか?について詳しくご紹介します。
■ムービーの種類
結婚式で流すムービーは、大きく3つに分けられます。結婚式の披露宴の最初に流す「オープニングムービー」。披露宴で新郎新婦が中座する頃に流す「プロフィールムービー」。披露宴の最後に流す「エンディングムービー」です。
・オープニングムービー
披露宴会場に新郎新婦が入る直前に流すムービーです。入場前に流すこともあり、これから始まるパーティへの期待感が溢れるような明るい音楽と映像にすると良いでしょう。だいたい1〜3分前後にまとめると収まりが良いようです。
・プロフィールムービー
披露宴の中盤、お色直しの時に流す5分程度のプロフィールムービー(プロフィールビデオ)。生い立ちから馴れ初めまでのエピソードや写真を入れ、ふたりの成長ぶりや性格などをゲストにより深く知ってもらいましょう。ゲストも一緒に楽しめるように両親やお世話になった方、友人の写真も入れると◎。その他にも、ふたりの趣味や目標、どんな家庭を築いていきたいか等を入れると個性が出ます。中には、両親の結婚式の写真や、自分たちの子供の時に撮った映像を入れるカップルも。ふたりらしい工夫を盛り込んでみましょう。
結婚式が終わった後は、DVDにして両親にプレゼントしても喜ばれそうですね。
・エンディングムービー
挙式の最後に流す2〜3分のエンディングムービー。映像と音楽で結婚式に参加してくれたゲストの方への感謝の気持ちを伝えましょう。映画のエンドロールのようにゲストの名前とメッセージを流す演出が一般的です。
また、当日の様子をムービーで撮影して、その日のうちに編集してエンディングムービーにするサービスも最近は人気。挙式の様子がその日のうちに映像になるのでゲストもびっくりしてくれるはず。挙式会場によっては対応可能。気になる方はウエディングプランナーに相談してみてください。
■誰に頼む?
・自作する場合
最近は簡単にムービーを作成できるソフトもあるので、自作する人も増えているようです。費用を抑えられるし、締め切りに惑わされずにコメントを練ることができて満足感も高いそう。ただし、普段から作り慣れていないと、時間がかかり作るのが想像以上に大変なことも。
・友人に頼む場合
作り慣れている友人がいるなら、お願いしてみるのも一つの方法です。ずっと側にいてくれた友人ならではの優しい気持ちに心が温まるムービーに仕上がるはず。ムービーを受け取ったら、どれだけ親しくてもお礼は必ずするのが大人のマナーです。
・プロに頼む場合
映像の専門業者に頼む場合は、クオリティが高く、手間が省けるので忙しいカップルにはぴったりです。業者は、会場と提携している業者を紹介してもらう方法と、自分たちで探す方法があります。持ち込みが難しい場合もあるので、必ずプランナーに相談してみてください。
選び方のポイントは、事前にホームページなどで、過去の作品をチェックして、自分たちのイメージに近い業者を選ぶと良いでしょう。
制作のスケジュールですが、なるべく早めに動くのがオススメ。挙式の半年前には業者を決め、挙式の1週間くらい前には完成品を受け取れるようにスケジュールを組みましょう。前撮りの写真を使う場合は、前撮りのタイミングも合わせて調整しましょう。
更新日時:2020.12.10