結婚式で注目を浴びるのは、挙式の際に交換する結婚指輪。お気に入りの婚約指輪をゲストの前で披露できないのはつまらない……と考えている人はいませんか? 実は、結婚式で婚約指輪が活躍するセレモニーがあるのです。
【婚約指輪で幸せを閉じ込めて】
婚約の印として男性から女性へと贈るのが婚約指輪。結婚のセレモニーでお互いに交換し合うのが結婚指輪。ということで、結婚式では結婚指輪のみが注目を浴びることになりますが、婚約指輪を登場させるセレモニーが最近話題になっています。
そのセレモニーの名前は「エンゲージカバー」。結婚指輪をお互いに交換した後、女性の結婚指輪をはめた指の上に男性が婚約指輪を重ねてはめてあげる儀式を言います。
これには「幸せに蓋をする」という意味合いが込められているとか。婚約指輪をゲストに披露することもでき、婚約指輪にこだわったカップルを中心に人気を集めています。
【エンゲージカバーセレモニーの盛り上げ方】
エンゲージカバーのセレモニーは、一般的には挙式の中で行われます。ただし、厳格なキリスト教式や神前式では、対応してもらうのが難しい場合も。そんな時は、披露宴の中で行っても素敵です。
行いやすいのは人前式。このスタイルなら式次第はふたりで自由に決めることができるので、好きなタイミングでエンゲージカバーのセレモニーを行うことができます。セレモニーを知らないゲストのことも考え、その意味合いなどを司式者からゲストに説明してもらうといいでしょう。
また、新郎自らが誓いの言葉などを花嫁に捧げながら、婚約指輪を着けてあげるのもロマンチック。ふたりの仲を取り持ってくれた人がいるのなら、その人に婚約指輪を持ってきてもらうのも面白いアイデアです。
【結婚後も積極的に婚約指輪を身につけよう】
婚約指輪は婚約期間中のみにつけるもの、と思い込んでいる人も多いようですが、婚約指輪は結婚後も積極的に身につけて構いません。
結婚指輪と重ねづけをして、日常的に身につけたいという希望があるのなら、常に身につけても気にならないような着け心地のよいもの、普段の装いに合うようなデザインにするなど、指輪選びの時からこだわって探すのがお勧めです。
結婚式のスタイルをまだ決めていない方へ。
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更新日時:2020.12.17