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HISTORY OF LAZARE DIAMOND

SINCE 1903

カッティングの魔術師と呼ばれたラザール・キャプラン
ダイヤモンドに捧げた一生と、その遺志

HISTORY OF LAZARE DIAMOND
INTRODUCTION DIAMOND

INTRODUCTION

カッティングの魔術師と呼ばれたラザール・キャプラン
ダイヤモンドに捧げた一生と、その遺志

世界三大カッターズブランドと称され、比類なきダイヤモンドの輝きを作り出すラザール ダイヤモンド。
そのブランドの歴史は、若干22歳にして、最も優れたダイヤモンド・カッターとして称されたラザール・キャプランの歴史でもあります。

「ダイヤモンドが最も美しく輝くように、私は情熱のすべてを傾けてひとつひとつをカットしています」。その言葉通り、ラザール・キャプランは、その生涯をダイヤモンドに捧げ、米国鑑定機関の基礎づくりにも大きく貢献しました。彼の遺志を継ぎ、ラザール ダイヤモンドは1世紀を越えた今もなお、The World's Most Beautiful DiamondⓇと称される輝きを大切に守り続けています。

1903

ベルギー、アントワープで
独立し現在の前身を設立

ラザール ダイヤモンドの創業者、ラザール・キャプランは、1883年に宝石商の三代目として世に生を受け、1903年、20歳で独立。
ラザール ダイヤモンドの歴史はここからはじまります。

ベルギー、アントワープで独立し現在の前身を設立
アメリカ、ニューヨークにラザール・キャプラン・インターナショナルを設立

1914

アメリカ、ニューヨークに
ラザール・キャプラン・インターナショナルを設立

ラザール・キャプランは、1914年にアントワープからニューヨークに本拠地を移し、ラザール・キャプラン・インターナショナル(以下、LKI)を設立しました。ラザール・キャプランは職人を教えることにも尽力し、すぐれた技量の職人を多く育てました。

1917

プエルトリコに初の
ダイヤモンド・カッティング工場を設立

プエルトリコに初のダイヤモンド・カッティング工場を設立
理想的なプロポーションのカット「アイディアルメイク」を採用

1919

理想的なプロポーションのカット
「アイディアルメイク」を実践

ラザールの従兄弟マルセル・トルコフスキーが、ダイヤモンドの光の最適な反射と屈折を引き出すための正確な角度と数式を考案。
1919年、この数学的理論を基に、理想的なプロポーション「アイディアルメイク」をカッティングによって実践したのが、ラザール・キャプランです。今日でもラザール ダイヤモンドは、この最も美しく輝くダイヤモンドにこだわり続けています。

ラザール・キャプラン、726ctダイヤモンドのカットに成功
INTRODUCTION DIAMOND

1936

ラザール・キャプラン、
726ctダイヤモンドのカットに成功

ラザール・キャプランの名声を決定的にしたのが、726カラットもの巨大原石、ヨンカーダイヤモンドのカッティングでした。それは、わずかなミスでも粉々になると云われ、保険会社が加入を拒否するほど危険な作業でした。彼は、約1年をかけてプランを練り、見事に成功。「カッティングの魔術師」「Mr.ダイヤモンド」と呼ばれるようになりました。

「THE AMERICAN GEM SOCIETY」に加わる

1937

「THE AMERICAN GEM SOCIETY」に加わる

ラザール ダイヤモンドは1937年、消費者保護および倫理的基準に則り宝石学の技術と知識の向上を目的としたアメリカの非営利専門団体 AGS(米国宝石協会)に加わりました。

INTRODUCTION DIAMOND

1946

ラザール・キャプラン・インターナショナルが
ダイヤモンド・トレーディング・カンパニー(DTC)の
サイトホルダーに

世界で流通するダイヤモンド原石の約半分の、採鉱、評価、ソーティング、販売を担い、サイトホルダーとして知られる世界屈指のダイヤモンドの専門家たちに原石を販売しているのがDTCです。
サイトホルダーは、財務状態、原石から研磨を行う専門知識、流通やマーケティングの能力、製品品質に対する姿勢などから慎重に選ばれます。

1958

ラザールの息子、ジョージ・キャプランがGIAの取締役に

ラザールの息子、ジョージ・キャプランが、Gemological Institute of America (GIA 米国宝石学協会)の取締役に任命される。1976年には、組織の副会長に指名されました。

INTRODUCTION DIAMOND

1964

ラザール・キャプラン、GIAの名誉副会長に

1979

ラザール・キャプラン、
リテール ジュエラーズ オブ アメリカ
初の栄誉殿堂賞を受賞

ラザール・キャプランは、Retail Jewelers of America主催の栄えある第1回Hall of Fame Awardの初代受賞者となりました。

ラザール・キャプラン、リテール ジュエラーズ オブ アメリカ 初の栄誉殿堂賞 受賞
初のダイヤモンド内へのレーザー刻印に成功

1983

世界初ダイヤモンドへのレーザー刻印に成功

ダイヤモンドビジネスの進化の中で、LKIのもう一つの新たな貢献は、レーザー刻印技術の誕生でした。1980年代初期、この製造工程を開発し、ダイヤモンドを個別に識別ができるようになったことで、ダイヤモンド産業に新たな時代をもたらしました。

1985

初のダイヤモンドブランド
「ラザール ダイヤモンド」を開始

LKIは、最初のダイヤモンドブランドを導入。統合的かつ世界的なマーケティングキャンペーンにサポートされた「ラザール ダイヤモンド」の販売を開始しました。

初のブランド・ダイヤモンド「ラザール ダイヤモンド」を開始
ラザール・キャプラン・ジャパン・インクの創立

1990

ラザール・キャプラン・ジャパン・インクの創立

日本のマーケットのニーズを受け、ラザール・キャプラン・ジャパン・インクを創立。今日、日本ではラザール ダイヤモンド ストアが展開され、多くの人に愛されています。

アメリカの宝石協会研究所の創立メンバーに

1995

アメリカの宝石協会研究所の創立メンバーに

ラザール ダイヤモンド ブティック立ち上げ

2000

ラザール ダイヤモンド ブティック立ち上げ

LKIは、ラザール ダイヤモンド ブティックを立ち上げました。「イン・ストア」がコンセプトのブティックは、ラザール ダイヤモンド製品を購入いただけるエレガントな空間をご提供しています。同社は、米国、カナダ、東南アジア、日本、カリブ海沿岸諸国、中南米など広地域に渡り認可された小売宝石店内で、ラザール ダイヤモンド ブティックを展開しています。

INTRODUCTION DIAMOND

2003

ラザール・キャプラン・インターナショナル100周年
を迎える

2004

Nozala Investments (Pty) Ltd、
The Austin Women's Investing Groupとの契約に調印

女性の社会的地位向上を目的とするノザラ・インベストメンツと、南アフリカのダイヤモンドセクターにて技術支援契約を交わしました。

INTRODUCTION DIAMOND
LKI、会社社会的責任プロジェクトを開始

2005

LKI、企業の社会的責任プロジェクトを開始

LKI社が企業の社会的責任CSRプロジェクトをアンゴラ政府に提案しました。

2013

THE LAZARE ONGOMA INITIATIVEを開始

ナミビア・オカハンジャにあるファイブ・ランド・プライマリー・スクールへの支援を開始。インセンティブ・プログラムと連携した寄付や、売上代金の一部を寄付などを行っています。ファイブ・ランド・プライマリー・スクールは、2005年に開校し、低所得コミュニティーの子どもたちのシェルターとなっています。

2016

OPICと共にボツワナ経済への
保証枠組みに合意

LKIは、The Overseas Private Investment Corporation(海外民間投資公社:OPIC)と共に、融資保証枠組みに合意しました。これにより、ボツワナ経済の中核をなし、雇用創出の源であるダイヤモンド産業に安定的な資金融通が可能となりました。

OPICと共にボツワナ経済への保証枠組みに合意

“ダイヤモンドが最も美しく輝くように、
私は情熱のすべてを傾けてひとつひとつをカットしています”

その言葉通り、ラザール・キャプランは、一生をダイヤモンドに捧げ、
米国鑑定機関の基礎づくりにも大きく貢献しました。
彼の遺志を継ぎ、ラザール ダイヤモンドは、1世紀を越えた今もなお、
The World's Most Beautiful Diamond®と称される輝きを大切に守り続けています。