婚約指輪や結婚指輪のリングの内側に刻印を入れるのは一般的ですが、ダイヤモンド自体にも刻印ができるというのをご存知ですか? 輝くダイヤモンドにふたりのイニシャルや愛のメッセージを入れて、婚約指輪をより特別な存在にしてみましょう。
【ダイヤモンドのどこに刻印をするの?】
婚約指輪に使用されるダイヤモンドの多くはラウンドブリリアントカット。このカットはダイヤモンドの輝きを最も引き出すと言われています。ラウンドブリアントカットは、クラウンと呼ばれる上部とパビリオンと呼ばれる下部で構成されますが、その境界線をガードルと呼びます。ダイヤモンドの刻印はこのガードルと呼ばれる部分に刻まれます。
【ダイヤモンドに刻印して品質は問題ないの?】
ダイヤモンドへの刻印はどこでもできるというわけではありません。世界で唯一行っているのが、世界三大カッターズブランドの一つとして知られるラザール ダイヤモンドです。ラザール ダイヤモンドでは特許取得のレーザー技術を有し、ガードル部分への刻印を可能にしています。その刻印は非常に細かく、ルーペで10倍以上拡大しないと読めないのだとか。だから、ダイヤモンドの品質には全く影響がありません。なお、刻印ができるのは0.18カラット以上のダイヤモンドになります。
【どんな文字が入れられるの?】
リングへの刻印と同様、ふたりのイニシャルや記念の日付を入れることができます。。刻印はアルファベットと数字をあわせて14文字まで入れることができますので、愛のメッセージを刻むのも素敵です。forever love(永遠の愛)や愛を込めて(with love)など英語のメッセージのほか、ラテン語のメッセージもお勧め。vitum mirabilis(すばらしい人生)やsic infit(そして物語は始まる)など、含蓄ある言葉を選ぶのもいいでしょう。
リングの内側への刻印よりも珍しいダイヤモンドの刻印。ふたりだけの秘密として情熱的な言葉を刻むのもお勧め。婚約指輪をより特別なものにするために、刻印ができるダイヤモンドを選ぶのも一つの選択です。
更新日時:2020.12.09