「パートナーと結婚しよう」と決意したら、次のステップはプロポーズですね。しかし、プロポーズを決めたものの、何から始めたら良いかわからないという方も多いはず。そこで、プロポーズまでに決めておきたいことや婚約指輪の準備など、プロポーズまでの流れをご紹介します。成功しやすいタイミングについてもご紹介しますので、時期にお悩みの人もぜひ参考にしてみてください。
プロポーズまでの流れと婚約指輪について
「結婚しよう」と決意したら、次のステップはプロポーズですね。プロポーズはふたりが生涯の伴侶として歩み出す、最初のイベントです。しかし、プロポーズしようと決めたものの、何から始めるべきかわからないという方も多いはず。
そこで、プロポーズまでに決めておきたいことや婚約指輪の準備など、プロポーズまでの流れをご紹介します。
<プロポーズまでに決めたい4つのこと>
プロポーズまでに必ずしておかなければいけないことは特にありません。しかし、あらかじめプロポーズの流れを把握し、準備しておくことで、安心して当日が迎えられるでしょう。
プロポーズまでの流れと、あらかじめ決めておきたい4つのことをご紹介します。
1. プロポーズをする日を決める
プロポーズをすると決めたら、まずは日にちを決めましょう。一般的にプロポーズをする日は、付き合い始めた日やお互いの誕生日、クリスマス・バレンタインといったイベントなど、ふたりにとって思い出に残る日が多いといわれています。最近では、円周率のように「永遠に続く」という意味で、3月14日のホワイトデーにプロポーズする男性も増えているそうです。また、プロポーズの日が新たな記念日 になるとして、あえて何でもない日を選ぶのも良いでしょう。
2. 伝える場所とタイミングを決める
プロポーズをする場所やタイミングも、日にちと同じくらい大切なポイントです。ドラマのワンシーンのように、夜景の見えるホテルやレストランなどで、ロマンチックにプロポーズされることに憧れる人も多いはず。初デートで行った場所など、思い出の場所でのプロポーズも素敵ですね。
周りの目が気になる、相手が恥ずかしがりといった人は、自宅やホテル、旅先といった、ふたりきりになれる場所で伝えるのも良いでしょう。
プロポーズには、日常の延長としてさりげなく伝えるパターンと、ロマンチックなシチュエーションを用意して伝えるパターンがあります。相手の好みを考えて、まずは場所とタイミングを考えてみましょう。
3. 婚約指輪をプレゼントするかどうか決める
多くの人が悩むのが、プロポーズと同時に婚約指輪をプレゼントするかどうかということ。婚約の証となる婚約指輪をプレゼントすれば、感動してもらえること間違いなしです。しかし、最近は必ずしも婚約指輪をプレゼントするわけではなくなっているようです。また、昔は「給料の3ヵ月分」などといわれた婚約指輪の価格相場も、最近では給料の1ヵ月分程度である20万〜30万円ほどといわれています。
婚約指輪は購入しなくても特に問題はありませんが、やはり憧れを持っている女性は多いです。一生の記念として残るものなので、プロポーズの言葉とともにプレゼントしてみてはいかがでしょうか。
4. プロポーズのセリフを考える
プロポーズのセリフは一生思い出に残る重要なものです。そのため、彼女が喜びそうなセリフをいくつか考えてみるのはとても大切なことといえます。
ストレートな表現を好むのであれば「結婚してください」というシンプルなセリフでもいいですが、ユーモアたっぷりの彼女には「毎朝起こしてくれない?」「苗字いっしょにしちゃわない?」などの個性的なセリフもおすすめです。
彼女が喜びそうなセリフをいくつか考えて練習しておけば、落ち着いてプロポーズ本番を迎えることができますよ。
<婚約指輪を準備するまでの流れとプロポーズの仕方>
プロポーズの際に婚約指輪をプレゼントするなら、相手の指のサイズを調べ、デザインを決めなくてはなりません。婚約指輪は、購入から受け取るまでに1ヵ月近くかかることもあるので、早めに準備しておくことが大切です。
ここでは、婚約指輪を購入する場合に必要となる準備から、婚約指輪を用いたプロポーズの仕方について見ていきましょう。
1.薬指のサイズを知る
婚約指輪を買うためには、まずは相手の左手の薬指のサイズを知る必要があります。本人に指輪のサイズを聞くのが確実ですが、サプライズでプロポーズしたい場合は、こっそりサイズを調べたいですよね。また、自分の指のサイズを知らない人も多いので、聞いてもわからない可能性もあります。
普段、着けている指輪を借りてサイズを測ったり、寝ているあいだに糸や紙で測ったりとさまざまな方法があります。さりげなく聞き出すために、婚約指輪ではないファッションリングをプレゼントしたり、相手の友人に協力してもらって調べたりする人もいるそうですよ。
なお、多少サイズが合っていなくても、購入後に調整できることもあります。ただし、「パヴェ」や「フルエタニティ」といった石が指輪全体に並んだデザインや、指輪全体に彫刻されているようなデザインは、サイズ直しが難しい場合があります。また、素材やお店によっても対応が異なります。気になる人は、購入する前にお店のスタッフに相談してみるといいでしょう。
2.好みのデザインを探る
ダイヤモンドが一粒だけセットされた「ソリティア」や、指輪の周りにダイヤモンドが施された「エタニティ」など、婚約指輪にはさまざまなデザインがあります。好みは人それぞれですし、「記念としてとっておきたい派」「結婚指輪といっしょに着けたい派」でも分かれます。
華やかすぎるデザインは日常的に着けるのが難しくなることもあるので、相手が婚約指輪に対してどのような考えを持っているかでも、デザインの選び方が変わるでしょう。相手の普段のファッションを参考にしつつ、喜んでくれるデザインを考えてみてください。
3.ダイヤモンドだけでプロポーズをする
婚約指輪を渡すにあたって、サイズや好みのデザインなどをあらかじめ調べるのは、ハードルが高いと感じる人もいるでしょう。
先にダイヤモンドだけ購入してプロポーズし、後からふたりで婚約指輪のデザインやサイズをじっくり選ぶという方法もあります。
指輪のサイズは後から調整できるといっても、できれば婚約指輪は自分でお気に入りのデザインを選びたい、試着した上で購入したいと思う人も多いもの。本当にそのほうがいいのかと不安がある場合は、ダイヤモンドの相談をしながら、ショップ店員に聞いてみるのもいいでしょう。
4.当日は胸ポケットに 指輪を忍ばせて
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婚約指輪を購入することができたら、最後に考えなければならないのが当日の渡し方です。ここで見落とされがちなのが、どこから婚約指輪を取り出すかということ。プロポーズの言葉と同時に婚約指輪のケースをパカッと開ける、「箱パカ」のイメージを持っている人は多いですが、指輪ケースは意外と大きく、さりげなく取り出すのは難しいです。
そこでおすすめなのが、「プロポーズ専用ボックス」です。ラザール ダイヤモンドブティックでは、胸ポケットに収まる薄くて小ぶりなケースをご用意しています。ケースを開くと同時に指輪が起き上がり、ダイヤモンドがより輝いて見えることで、特別なプロポーズの瞬間を演出いたします。
5.プロポーズ後に指輪をいっしょに考えるケースも!
プロポーズの際に婚約指輪を渡すというケースが一般的ですが、必ずしもプロポーズ時に婚約指輪を用意する必要はありません。「指輪選びに自信がない」という場合は無理をせず、プロポーズに成功した後にふたりで買いに行くのもひとつの方法です。
最近では「彼女の指輪のサイズが正確にわからない」「彼女の好みのデザインがわからない」といった理由から、プロポーズが成功した後にふたりで婚約指輪を作りに行くというケースも増えています。
せっかく贈った婚約指輪のサイズが合わなかったり彼女の好みではなかったりすると、とてもショックですよね。
婚約指輪はお手頃とはいえない価格のものが多いため、簡単に買い直しすることはできません。いっしょに買いに行って彼女にデザインを決めてもらった方が無難でしょう。
さらに、ショップによっては婚約指輪と結婚指輪をセットで販売しているところも多く、単品で購入するよりもお得になる場合もあります。
近年では欧米の影響を受けて「婚約指輪と結婚指輪の重ね着けスタイル」が定着し始めているため、セットリングは多くの注目を集めています。女性がセットリングを望んでいる可能性も考えられますので、その場合はふたりで選びに行くことをおすすめします。
プロポーズにおすすめの言葉
プロポーズをすると決まったら、しっかりと考えなくてはいけないのが「プロポーズの言葉」です。
プロポーズにおすすめの言葉は「結婚してください」「お嫁さんになってくれる?」「家族になりたい」というシンプルなものから、「一生守りたい」「世界一幸せにする」といった決意を表す言葉、「ウェディングドレス着てみる?」「苗字もおそろいにしない?」などといったユニークな言葉などさまざまなバラエティがあります。
シンプルなプロポーズの言葉は男性の真剣さも伝わりやすいことから、女性の約80%が「シンプルな言葉でプロポーズされたい」と考えているようです。
ただし、男性の中には「ストレートな言葉は恥ずかしくていえない」という人も少なくありません。
プロポーズと捉えにくいようなユニークな言葉を使う場合や遠回しな表現を使用する際は、シンプルでわかりやすい表現と組み合わせて伝えてみるのもいいでしょう。
・シンプルなプロポーズ
「僕と結婚してください。愛しています。」
あなたと結婚したいという気持ちをストレートに表したシンプルな言葉は、パートナーからも喜ばれる傾向にあります。着飾らずに、素直に自分の言葉を伝えてみましょう。
ロマンチックなムードが好きな相手であれば、物足りないと感じさせることもあるため、これまでのお付き合いの中から伝える言葉を考えることが大切です。
・決意を伝えるプロポーズ
「世界で一番幸せにします。僕の家族として、ずっとそばにいてください。」
普段はそんなことなかなか言えなくても、プロポーズのときは勇気を出して、結婚したい、幸せにしたいという気持ちを力強く伝えてみましょう。今愛しているという気持ちだけでなく、未来のことも思っていることを伝えられれば、パートナーの心により響くかもしれません。
・ユニークなプロポーズ
「お腹が出てきても、白髪が増えてきても、僕と一緒に朝ごはんを食べてくれますか?」
ロマンチックな雰囲気が苦手というパートナーであれば、着飾らず、日常の延長線上のような言葉でプロポーズするのもいいかもしれません。
ただし、気後れして普通になりすぎると、プロポーズだと気づかれにくいことも。結婚したいという意思があることだけは、確実に伝えるようにしましょう。
プロポーズが成功しやすいタイミング
プロポーズを成功させるためには、特別感を演出できるタイミングを考慮することが大切です。
ここでは、どのようなタイミングでプロポーズをすると成功しやすいのかをご紹介します。
ふたりの記念日
「ふたりが付き合った記念日」「出会った日」などの記念日には特別感があり、プロポーズのタイミングとして高い人気があります。
ふたりの記念日にプロポーズすることでいい思い出になるだけではなく、成功にもつながりやすくなります。
環境が変化する時
引っ越しや転勤など環境が変化する時は、プロポーズのいいきっかけになります。
「いっしょに暮らそう」「ずっと側にいて」など、環境の変化に合わせるようなフレーズがおすすめです。
結婚を意識し始めた時
プロポーズを成功に導くために欠かすことができないのは、彼女の「結婚したい」という気持ちです。
結婚願望が全くない時期にプロポーズをするよりも、結婚を意識し始めた時にプロポーズをした方が成功率が上がります。
「彼女から将来の話が出てきた」「最近、結婚情報誌を読んでいる」「赤ちゃんが欲しいといっている」などの変化が現れてきたら、結婚を意識し始めていると考えられます。
彼女が発する一言一言にしっかりと耳を傾け、タイミングを逃さないようにすることが大切です。
パートナーの誕生日
パートナーの誕生日は、プロポーズのいいきっかけになります。誕生日を祝うという名目でレストランの予約や旅行の計画をし、そこでサプライズプロポーズをすれば、誕生日がさらにステキな日になることでしょう。あなた主導でプロポーズの計画を練れるため、サプライズをしたい場合はぜひ検討してみてください。
クリスマス
クリスマスの夜も、プロポーズの定番のタイミングです。クリスマスの日は街がイルミネーションできれいになっていたり、レストランではスペシャルディナーが用意されていたりと、プロポーズの雰囲気を作りやすいでしょう。クリスマスであれば、プロポーズが成功した後の時間もふたりで過ごして、幸せな気持ちをふたりで噛みしめることもできます。
大晦日・元日
人生の節目となる大晦日や元旦も、プロポーズのタイミングとしておすすめです。新しい年を迎えるときにふたりの関係を新しくスタートさせるというのも、ロマンチックではないでしょうか。すでに家族公認の仲であれば、そのまま年越しを過ごすのもいいかもしれません。
何でもない日
特に何かの日というわけではなく、何でもない日にプロポーズをするという人も多くいます。何でもない日であればパートナーも構えていないため、サプライズも成功しやすいでしょう。次の年からはふたりの新しい記念日が増えるのも、ロマンチックなポイントです。
プロポーズした後の流れ
プロポーズが成功した後は、どのようにして展開を進めていけばいいのでしょうか。
ここでは、一般的なプロポーズ後の流れについてご紹介します。
お互いの実家に訪問する
プロポーズが成功してお互いに結婚の意思が固まったら、まずは双方の家族に報告をします。
両家の両親への挨拶の流れ
日取りを決めたらまずは男性側の実家へ彼女とともに訪問し、結婚の意思を伝えます。男性側の実家へ訪問した後は、彼女の実家へそろって訪問します。順序は逆になってもかまいませんが、一般的には男性側の実家へ先に訪問します。
「結婚することになった」「結婚しようと思う」と明確に説明し、結婚に向けて真剣に関係を築いている相手がいることを家族に伝えましょう。
なお、両方の実家へ訪問する際は清潔な服装を心がけ、お茶菓子などの手土産を持参しましょう。
挨拶へ赴く際の服装と手土産
両家の実家に挨拶へ伺う際の服装は、公的な場へ出るようなフォーマルまでは必要ありませんが、清潔感を大切にしましょう。シャツはアイロンをかけ、スーツはクリーニングをし、髪の毛も乱れないように整えるなど最低限の身だしなみを整えていれば問題ありません。服装は、男性はスーツかジャケット、女性はワンピースかスーツを着ていくのが一般的です。
また、必ず手土産を持参します。手土産は高すぎないものを、訪問先の両親の好みや地元のものなどを考慮して選びましょう。
指輪や記念品の購入
結婚が決まった後に選ぶのがふたりで着ける結婚指輪ですが、近年はプロポーズの際には言葉だけ伝えて、婚約指輪もその後にふたりで選ぶケースが増えてきています。プロポーズ前、将来のことをパートナーと話す機会が多ければ、指輪や記念品はふたりで選ぶものを増やすのもおすすめです。
結納/顔合わせ
両家への挨拶が終われば、結納か顔合わせを行います。結納は、結婚によって両家が結ばれ、1つに納まることを祝う正式な儀式ですが、近年は結納を行わずに顔合わせで済ませるケースも増えています。どのような形で結納/顔合わせを行うのかは、両家の両親もまじえて、しっかり話し合った上で決めましょう。
結納とは、男性側から結納品を送り、女性側が受書と結納返しを送る儀式です。正式結納では仲人が新郎新婦それぞれの家を行き来します。略式結納では料亭やホテルのレストランを予約して両家が集まる形で行われ、女性側からの結納返しや仲人は省略されることが多いです。顔合わせは、結納の儀式的なことは省略し、料亭やレストランで結納金や記念品を交わします。
結婚式の日付、結婚式場の検討・決定
両家への挨拶が終わったら、結婚式に向けてのプランニングを開始します。
結婚式を行うにはさまざまな決定事項が必要になるため、最低でも挙式の半年前からは準備を始めておくと安心です。
結婚式を挙げない場合は「親族だけでの顔合わせは行うのか」「友人たちを集めてパーティーはするのか」といったことを決めましょう。
入籍日の決定、入籍
両家への挨拶が終わって結婚の了解を得たら、入籍日についても考え始めましょう。
入籍日は結婚式の前でも後でも問題ありませんが、縁起の良い日やふたりの記念日に合わせて日取りを選ぶのもおすすめです。
ふたりの思い出に残るプロポーズにしよう
プロポーズで一番大切なのは、結婚していっしょに生きていきたいという気持ちを伝えることです。その気持ちがしっかり伝えられるよう、相手の好みやふたりの関係性などを考えて、記念に残る一日を演出しましょう。
婚約指輪は購入しない場合も増えているようですが、実は欲しいと思っている人は多いもの。指輪の準備はたいへんかもしれませんが、これからふたりで歩む人生の最初の記念としてプレゼントしてみてはいかがでしょう。
「彼女が喜ぶ婚約指輪の渡し方」を知りたい方はこちらの記事もご覧ください。
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更新日時:2023.04.04