サプライズで婚約指輪を購入する際に気になるのがパートナーの指輪のサイズ。ショップに行けばサイズを測ってくれるので心配ありませんが、サプライズの場合はパートナーを連れて行くことができません。そのため、指輪のサイズで悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

 

そこで今回は、指輪のサイズの基本やサイズの測り方などをご紹介します。また、指輪のサイズが合わなかったときの対処法もまとめているので、ぜひご参考にしてください。

指輪のサイズってどう表示されるの?

指輪のサイズは号数で表されます。内径約13mmが1号で、約1mmごとに3サイズ大きくなります。ブランドによっても若干異なることがありますが、一般的に指輪の内径は1号=約13mm、4号=約14mm、7号=約15mm、10号=約16mm、13号=約17mm、16号=約18mm、19号=約19mm、22号=約20mm、25号=約21mmとなります。

 

なお、これは日本のみで使用されているサイズで、指輪のサイズ表示は国によってさまざまです。海外ブランドの商品では日本の号数ではなく、アメリカサイズやISO規格のサイズで表示されている場合もあるため、注意しましょう。

 

日本人の平均的な指輪のサイズは?

簡単にできる指輪のサイズの測り方や注意点を解説_1

 

日本人の指輪のサイズは、女性が8〜10号、男性が13〜18号が平均と言われています。ちなみに、指のサイズは身長や体重とはあまり関係ないとされています。細身でもがっしりとした指の人はいますし、その反対の方もいます。そのため、体つきから判断せずにサイズをしっかり測って指輪選びをするのがおすすめです。

 

特に小さいサイズや大きいサイズは、デザインによっては通常よりも納期が長引く場合もあります。注文する指輪のサイズが平均から極端に外れている場合は、希望のタイミングまでに完成するかどうかを確認するのもおすすめです。

 

指輪のサイズを測る前に知っておきたいこと

ここでは、指輪のサイズを測る前に知っておきたいことをご案内します。

 

時間帯によってサイズが変わる場合がある

指のサイズは時間帯によって変わる場合があります。なぜなら、一時的に指がむくんでしまうことがあるからです。あとから「サイズが合わない」ということがないように、朝・夜の2回に分けてサイズを測ることをおすすめします。

 

指輪のデザインによってサイズが合わない場合がある

リングの幅や内側の作りなど、指輪のデザインによって指なじみや着け心地が異なるため、その点も注意が必要です。

一般的に、リングの幅が広いデザインの指輪はきつく感じやすい傾向にあります。反対に、華奢なデザインの指輪はゆるく感じやすい傾向にあるため、購入したい指輪のデザインでサイズを測ることが大切です。

 

内側の作りには平らなものとカーブを描いているものがあり、指に触れる面が変わるため同じサイズでも「合わない」と感じることがあります。フィットする指輪を選ぶためにも、試着をしてサイズを確かめるのがおすすめです。

 

サプライズしたいときに。パートナーの指輪のサイズの測り方

サプライズしたい場合はパートナーを店舗に連れて行くことができないため、サイズを把握することが難しいでしょう。その場合は、以下のような方法でおおよその指のサイズを確認することができます。

ただし、測り方や測る時間帯によって誤差が生じることがあります。「ぴったり合うサイズの指輪を選べる」というわけではないので、その点は念頭に置いておきましょう。

 

寝ているときに糸とペンを使って測る

パートナーが寝ているときに糸とペンを使って指のサイズを測る方法は以下の通りです。

 

1.サイズを測りたい指の第二関節あたり、一番太い部分に、きつすぎずゆるすぎないように糸を巻きつけ、糸同士が重なる部分にペンで2本とも印をつける。

2.指から糸を外し、ピンと伸ばして印から印までの間を測る。

3.前述のリングサイズから一番近い数字を選ぶ。

 

ストローの紙を巻きつけて測る

外食でドリンクを注文すると付いてくるストローの紙を使って、会話の中で自然に指のサイズを測る方法です。ストローの紙で遊ぶフリをして、さりげなく指のサイズを測ってみましょう。指輪を購入するつもりであることを悟られないように、ちょっとした話術や演技が必要になるかもしれません。

 

ショッピングに出かけた際に指輪を着けてもらい、そのサイズを覚えておく

デートで次の場所に移動するときなどに、さりげなくアクセサリーショップに立ち寄るパターンです。試着してもらうように誘導して、パートナーが試した指輪のサイズを覚えておきましょう。

 

指輪の話題を出してサイズを聞く

パートナーにさりげなく指輪のサイズを聞く方法もあります。テレビや雑誌などを見て指輪が出てきたときに聞いてみると良いでしょう。

 

パートナーの指輪を着けてみて自分の指のどの位置で止まったか覚えておく

パートナーがいない隙に、指輪を使ってこっそり自分の指で測る方法もあります。自分の指で止まったところを覚えておき、ショップで確認してもらえばパートナーのおおよその指輪のサイズを知ることができます。

 

ぴったりサイズの指輪を手に入れるには?

簡単にできる指輪のサイズの測り方や注意点を解説_2

婚約指輪は基本的には試着をして、着け心地を確かめてから購入するのがおすすめです。そのため、先にプロポーズをしてからあとでパートナーと店舗に行き、試着して選ぶと良いでしょう。もしふたりで試着に行けないときは、パートナーだけが行って実物を確かめて購入したり、オンラインショップで購入したりするという方法もあります。サイズはあらかじめリングゲージをレンタルし、測っておきましょう。

 

オンラインショップで購入する場合、購入後のサポートやアフターメンテナンスの内容も確認しておくと良いでしょう。

 

指輪のサイズが合わなかったときの対処法

簡単にできる指輪のサイズの測り方や注意点を解説_3

購入後にサイズが合わなかった、ということもあるでしょう。そんなときは、購入した店舗に相談し、サイズ調整を検討しましょう。

 

指輪を購入するときは、アフターサービスの整っているジュエリーショップを選んで購入することが重要です。デザインや素材だけでなく、アフターサービスの内容をチェックするのを忘れないようにしましょう。

プロポーズに備えて指輪のサイズは正しく測ろう

プロポーズと同時に婚約指輪を貰うことに憧れを抱く方は多いですし、贈る側もそのシチュエーションに憧れがあるのではないでしょうか。しかし、いざプレゼントしてみたら「指輪のサイズが合わなかった」というような事態だけは避けたいもの。プロポーズのときにぴったり合う指輪をプレゼントするためにも、指輪のサイズは正しく測りましょう。

更新日時:2024.03.29