婚約指輪(エンゲージリング)&結婚指輪(マリッジリング)は女性の憧れのアイテムであるのと同時に、希少な素材を使った資産でもあります。今回は、プラチナやダイヤの資産価値や、資産価値が下がらないようなリングの選び方についてご紹介します。

 

■婚約指輪&結婚指輪の資産価値

特に金銭的に困っているわけではないけど、「なんとなく高額そうだから」「2つも買う意味がわからない」とエンゲージリングを買うことを躊躇してしまうカップルも居るかもしれませんね。
確かに高額なアイテムですが、結婚してからも資産として所有でき、子供にも引き継げると視点を変えてみてはいかがでしょうか?

マリッジリングは、地金のプラチナやゴールド。エンゲージリングは地金のプラチナやゴールドの他にセンターについたダイヤモンドは資産になります。例えば、素材が上質であれば、お母さんのエンゲージリングをリフォームして娘やお嫁さんのエンゲージとして使用するなど、代々受け継ぐことも可能です。

そんな資産価値の高いリングを選ぶにはどんなことに気をつけたらよいのでしょうか?ダイヤモンドと素材、それぞれを選ぶ時の注意点を以下にまとめました。

 

■ダイヤモンドの価値

・カラット

 
カラットとは、ダイヤモンドの質量を表す単位です。大きければ大きいほど資産価値は高くなります。さりげなく輝く小粒なダイヤもかわいらしいですが、資産として考えると大きくなればなるほど、価値は高くなると言えるでしょう。自分で着ける場合は、年を重ねるごとに着けているダイヤモンドに慣れて物足りなく感じてきたり、大きいものを好む傾向になる場合も多いです。。永く身につけることを考えるとカラット数の大きいものがオススメです。

・グレーティングレポート

 
グレーティングレポートとは、ダイヤモンドの鑑定書のことです。ダイヤモンドの品質や価値を決めるとされる「4C(フォーシー、ヨンシー)」(「カラット(carat)」、「カット(cut)」、「カラー(color)」、「クラリティ(透明度・clarity)」の4つの頭文字を取ってこの名称になった)が記載されています。

発行する機関は、専門機関など信頼の置ける機関の鑑定書だと安心です。どのような機関のグレーティングレポートを付けてもらえるかは、ショップによって異なります。重要な物なので購入前に確認しておきましょう。

ジュエリーショップによっては、この他に独自の鑑定書や保証書が付属することもあります。これは第三者が評価するグレーティングレポートとは違い、自社での評価制度に基づいたグレーティングレポートになります。
 

■ショップの信頼度

一生に一度の高額な買い物なので、信頼の置けるショップで購入することをおすすめします。ブライダルジュエリーやダイヤモンド専門店で購入すれば、ダイヤモンドの輸入ルートや選別方法にも独自の基準があり、安定した品質のものが揃っています。

また、「購入後に、ちょっと傷がついた」「購入してくすんできたのでクリーニングしてもらいたい」など、メンテナンスの相談に乗ってくれるので心強いのもポイント。時が経ち、そのリングを子供に譲る時が来ればリフォームの相談に乗ってもらえますよ。
 

■地金の価値

・定番素材のプラチナvsゴールド

 
ブライダルジュエリーの地金の素材といえば、プラチナとゴールドが一般的ですが、資産価値はどちらが高いのでしょうか?答えは、どちらも比較的相場が安定しており、あまり変わりはありません。以下のポイントに気をつけながら好みで選ぶと良いでしょう。

・希少性

 
いずれも希少性の高い金属ですが、日本に流通しているブライダルリングの8割を占めると言われているプラチナは、世界のごく限られた地域でしか生産されない貴重な金属。そのため、希少価値はゴールドよりも高いと言えます。

・変色のしにくさ

 
プラチナは自然に変色することはありません。ただし、ホワイトゴールドは混ぜ物が多いので変色しやすいのですが、リペアをすれば新品の時のような輝きが戻ります。

・純度

 
純度が高ければ柔らかく変形しやすくなります。そのため、プラチナは「Pt900」、金は「K18」が一般的です。あまり純度が低いものは他の金属などの混ぜ物が多く、価値が上がらない傾向にあるので注意してください。

いかがでしたか?時を経ても変わらない魅力を放つ、自分たちらしい納得の婚約指輪&結婚指輪をぜひ選んでください。

更新日時:2020.12.08